| « 2006年12月14日 | 2006年12月15日の投稿 |
2006年12月16日 » |
インタビューに対して回答する形式での掲載だが、比較的正確に書いていただけたので、内容については誤謬がなく、納得できるよい記事になっていると思う。
最近はWeb2.0そのもののトレンドや,フィットするビジネスモデルなどの一般的な内容の話が多かったのだが、今回はイントラブログに関する質問が多く、2年前に「ビジネスブログブック」などに記してきた僕なりの主張を、久しぶりに語らせていただけてスッキリした^^。
簡単に中身に触れると:

—— 社内ブログには期待の声も多い一方,「本当にうまくいくのか」という懐疑的な見方もあります。
小川: 手軽さを備えたブログが,社内の情報共有ツールとして注目されています。ですが,ブログだから何でもいい,とにかく導入すればいい,という考え方は良くあ りません。私たちは企業内のブログを「イントラ(ネット)ブログ」と呼んでいますが,イントラブログはインターネットのブログとは異なる環境に置かれてい るため,同じブログといえど,異なったアプローチが必要です。
“外”の世界,つまりインターネット上であれば,どんなものを書いても,グーグル(Google)をはじめとする検索エンジンが見つけ出してくれる。だから,誰かが何らかのキーワードを介してページを見てくれるということが,偶発的に起こります。
ところが,イントラネットには,検索エンジンは通常ありません。つまり,偶発的に見つかるエントリー(ブログの記事)は少ない。社員が毎日そのブログにアクセスする,ということがない限り,何らかの方法で,そのブログが更新されたことを知らせなければいけません。
もともとイントラブログは,読者としてアクセスしうる人数が,インターネットのブログよりも圧倒的に少ない。これは書き手のモチベーションの低下につながります。読まれなければ書いても仕方がない,と書き手が思うのは当然のことです。
とはいえ,その情報を必要としている人は,社内に必ずいるはずです。情報を必要としている人に,その情報が更新されたタイミングで,どう確実に読んでもらうか。イントラブログでは,こうした考え方に基づいた工夫やツールが必要です。
イントラブログのツールとして目を付けたのが,最近普及してきた「RSS/Atomフィード」と,それを読む「RSSリーダー」です。更新時にイントラブ ログが発行するフィードを,社内で流通させる。社員はRSSリーダーでそれをキャッチする。この仕組みで,必要な情報が必要な社員に届く形を実現できま す。イントラブログはブログ本体とRSSリーダーのセットで導入すべきものと考えています。(続きはこちらから)
Second Lifeを知っているだろうか?
サイトによれば、Second Lifeとは、住民が想像し、構築し、所有する3Dデジタルワールドであるという。インターネット上に仮想世界が存在し、Second Lifeのアカウントを取得すると、その仮想世界で生活ができるようになるというもので、そこにはナイトクラブやカジノもあるし、買い物を楽しむ事ができると同時に、ドラゴンなどの怪物も棲息する。
MMORPG(多人数が同時に参加することができるオンラインロールプレイングゲーム)と何が違うのか?という疑問を誰しも持つと思うのであるが、このSecond Lifeでは仮想世界の中で働いてお金を儲けたり、建築物を自ら建てるようなことも可能になっており、自分で作ったものに対する著作権や所有権が確保されるようになっているところが違うという。つまり、仮想世界でのルールや世界観は、ゲームとは違って明確に定義されているわけではなく、その世界の住人(=参加者)によって創成されていく、ということになる。
参加者はゲームを楽しんでいるのではなく、その仮想世界にどっぷりと浸かり、その世界に生きているのである。
↓日本語版ももうすぐリリース:

ただ、正直言って、ここまでの説明を受けても、また、実際にSecond Lifeの関係者からのデモを見せていただいても、僕にはMMORPGとの差が明確にはわからない。そもそもゲーム自体をやらないので、仮想世界を楽しむのになれていないのかもしれないが、このちょっとした違いを正しく理解することは、今後のWebとリアルの融合社会を生きていく上で重要なポイントになるような気もしている。
このSecond Lifeを何かの援用で理解しようとトライすると、僕は映画「マトリックス」を思い出す。
マトリックスもまた、完璧なる仮想世界だ。首の後ろにつけられたアダプターにアタッチメントを差し込む事で人間はマトリックスに入り込む。そしてそこで生活をしている。リアルとの差が分からないくらい精緻に作られた仮想世界では、もし撃たれれば、実際の人間も死ぬ。
Second Lifeで、もし事故に遭い、住人が死ぬ事があるとすれば、参加者であるリアルの人間は死にはしない。だが、おそらくヘビーユーザーなら、死ぬほどの喪失感を受けるのだろう。逆に、リアルの世界では悲惨な窮乏生活や、他の人間とのコミュニケーションのない寂しい人生を送っているとしても、Second Life内でヒーローになれたとすると、それで人生の帳尻が合っていると感じるのかもしれない。
マトリックスでは、ストーリーの後半で、厳しい現実=リアルの生活に嫌気がさし、仲間を裏切って、マトリックスの中だけの幸福な時間を選択する登場人物がでてくる。何を馬鹿な、と映画を見たときには思っていたが、Second Lifeのヘビーユーザーには、この男の心情が理解できる人がいるに違いない。
あなたは果たしてSecond Lifeの面白さを理解できるでしょうか?
| « 2006年12月14日 | 2006年12月15日の投稿 |
2006年12月16日 » |

顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命