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2006年4月3日 » |
Yahoo!の公式Blogでのエントリーが話題になっている。Web2.0系ベンチャー|サービスをYahoo!が全部買収する、というもの。
(エントリーの日付が4月1日であることに注意(^_^))。
Web2.0の発現タイプごとに、WRITE2.0とかBLOGGING2.0とかBOOKMARKING2.0などのように類別してある中で、RSS2.0のカテゴリーにfeedpathも登場している。ちなみに、米国人がfeedpath をどう見ているのかと思ったら、Social Feed Readerとなっていた。いいじゃん、なかなか。
いやいや、Yahoo!さん、オファー待ってますよ(笑)。
『Web2.0 BOOK』はおかげさまで順調に売れており、先週日経産業新聞のビジネス書売れ行きランキングで10位にランクイン。
さらに、情報産業新聞の書評欄でもとりあげていただけるなど、いい感じで動いてます。
近所の書店でもコンピューターコーナーに置いていないので、がっかりしていたところ、ビジネス系の新刊コーナーで平積みにされていたし、なぜか技術書ではなくビジネス書として売れているのが不思議な現象。
最近、ニューズウォッチの金田さんのBlogでWeb2.0に対する、かなり穿ったエントリがあったけれど、申し訳ないですが、何を言いたいのかよく分からなかった。金田さんに本を送ろうかな。
IT業界で働くならば、テクノロジーに対する愛情や知識は不可欠だと思う。
と、言いつつ、これが欠けている人も結構多いので、率直にこういうとあからさまに嫌な顔をされることもしばしばである。
さらにもっと敵を作ることを言うと、デザインの力を馬鹿にするエンジニアも、技術を無視したデザインを考えるデザイナーも、とっとと退場して欲しいと思っている。もうちょい放言しちゃうと、エンジニアがビジネスを理解する必要は無いかもしれないけど、もしそうなら経営にタッチしようとはするな。そして、テクノロジーを愛せないビジネスマンはIT業界に入ってくるな!
(あー、すっきりした)
さて、本題に入ろう。
Appleは、というよりもスティーブ・ジョブズは、Macによってパーソナルコンピューティングの世界を、PixarによってCGアニメーションと映画の世界を、そしてiPodと iTMSによって音楽業界を大きく変革してみせた。 これについては誰も異論が無いところだろう。
僕は数日前のエントリーで、Appleがデザインとテクノロジーに絶妙なバランスを持っているからこそ世界有数のクールな企業になっていると書いたが、もう一つ無視できない大きなポイントがある。それは、ジョブズが非常にタフなネゴシエーターであり、エバンジェリストであるということだ。単にテクノロジーやデザインや、センスのいい広告で競争に勝ち抜いてきた訳ではなく、とてつもなく強靭な精神と交渉力で、実際に周囲の敵と対峙し、話し合い、粘り強く説得して世界を変えてきたことがスゴいのである。
音楽業界でいえば、ダウンロードによる流通を志向する起業家はたくさんいたし、ナップスターはテクノロジーでもってその需要を証明してみせたが、それが商売として成立するために必要な斡旋や周旋、説得やFace to Faceの交渉を実際に行ったのはスティーブ・ジョブズだ。彼が汗をかいたからこそ、業界に風穴をあけ、音楽ダウンロードをビジネスに変えたのである。歴史をみても、坂本龍馬以外にも薩長同盟を構想する志士はいたけれど、実際にそれを成し遂げたのは龍馬の行動力だったし、日本地図があれば便利だと思う学者はたくさんいたが、実際にそれを作ったのは”定年”で引退した伊能忠敬の情熱だった。ホンダが自動車メーカーになれたのも、反対する日本政府の頑迷と戦い、彼らを説得したからこそだ。アイデアだけでは革命は起こせない、戦地に自ら突っ込んでいくような果断さと行動力が無ければならないのである。
結局のところ革新的なビジネスを興したいと思ったら、高いテクノロジーとそれを容易に理解させうる正しいデザインが必要で、そしてそれを実ビジネスに変えるために労苦を惜しまない信念 プラス 敵を味方にし、仲間を増やしていく強力な交渉力と行動力がいる。そして、現在そのバランスに最も優れた企業がAppleだというわけだ。Googleもまたそのバランスを持った企業だが、Appleはそれを誰よりも美しく見せてくれる企業だと思っている。
Blogを書いたり、本を執筆することも、自分の考えを広く伝えるための方法ではあるが、やはり間接的な手法であることは否めない。直接いろいろな人に自分たちの考えを伝え、時に罵倒されたり門前払いされるような目にあったとしても、それを糧として前進を続けるような勇気と果断な行動力が必要だとつくづく考える。ジョブズのようになりたいと願うのであれば、彼のように発想し、行動する必要があるのである。
皆さんの中にも、Blogを書くことが半ば仕事化してしまっている人はいませんか?書いたことを実現するための努力を惜しんでいませんか?
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