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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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2011年8月18日の投稿

2011年8月22日 »

いや、これは別にソーシャルな何かに限った話ではなく、人間だれしもその人なりの評価軸や判断軸は持ってるものです。更には個人だけではなくメディアなども含めた何らかの法人であっても必ず何かに立脚した主張が(多かれ少なかれ)あり、それに基いて他者を評価するわけです。全体主義的体制下における言論統制状況のような状態で無い限り、少なくとも自由主義国と目される場所であれば、それはある意味あるべき姿。

ただ、問題は自身が理解している主義主張やお手前をどこまで他者に求めるか、というところでして・・・

 

Google+界隈で若干話題になった「(意味として)+1ボタンを押すなら何かひとことくらい言え」論の存在

たまたまですが、私の眺めるGoogle+界隈でこういう主旨の話が出てきたりしています。この話はたとえばmixi界隈で出たこともありますし(というか私はmixiはアカウントを持っていないので知人の話としてですが)、Facebookでも同様ですし、ちょっと前にはTwitter上での公式/非公式RTの使い方について云々と議論が沸騰した事もありました。もちろんそれぞれのサービス毎に性格も違うし内容も違うんですが、そこに共通して見えるのは「普通礼儀としてそうするべきでしょ」という主張、あるいはそれに類する御意見だったりする気がします。いわゆるフォロー返しの話とかも実は同根かもしれません。

因みに私の場合、基本的に知人もしくは知人の知人という枠からあまり出ない人で、かつ(サービスにもよりますが)相手が自分を相手にしてくれていなくてもまぁそれは別に良いやという立場を取っているので、相手の反応にいきり立つ事ってのはほぼ皆無とです。更に言うと、そもそもが知人ベースなので普通に直接対面で接するのと何ら変わり無いし、あるいはたとえ初対面であっても(たとえば極端な話)誰かの主催の立食パーティーか何かに出たときに会場を泳ぎ回って色んな人と挨拶をしてちょっと話をして・・・というようなプロトコルの流れで理解してるような気がします。誰かの話を小耳に挟んで横でウンウンとうなづいて、別に一言も話さずにまた次のところに動いてみたいな感じでしょうか。

もっとも、これがたとえば「人脈を広げるぞ」系の行動原理で「ソーシャルなほにゃららを活用するんだ!」と固く誓って接しているとすると、当然ですが自分の話はちゃんと聞いて欲しいし、それに対する反応はキチンと知りたいし、相手が何を言ってるかも知りたいしとガチで接する事になるのかもしれません。こういう話って、結局リアルな部分でもネットの部分でもあまり変わらないとは思うんですが、みんながみんなそんなガチな行動原理でソーシャルな何かの世界を出入りしてる訳じゃないんだしさぁと思う私は特殊なのかもしれませんけど。

 

そして「俺様スタンダード」

何処で何をどういう風に学ばれたのかわからないのですが、たとえば件のソーシャルな何かの世界でも、そしてそれが日本で生まれたものでもなければ日本でサービスが運用されているのでもなく、日本的(?)な礼儀の入り込む余地すら無いようなものであっても「礼儀としてこうするべきである」「こうで有らねばならぬ」などという風情でルールを主張される方が、やっぱりいらっしゃいます。流石に「ネチケット」という言葉を聴くことは(少なくとも私の周囲では)全くなくなりましたが、根は同じかもしれません。中には殆ど○○道とも思えるような精神論を語る方もいらっしゃったりするので結構楽しいのですが、自分が直接巡りあうとやっぱりちょっと疲れます。

もちろん、冒頭に書いたように、人間誰しもそれぞれの考え方があります。そしてそれぞれの人がそれぞれの幅での許容範囲を持つわけですが、そこから外れると不快な思いをするのは致し方ない話。それこそ普通の社会生活の中でもある話です。もちろん何らかの社会通念上の話はありますし、法の下に踏み越えるべきではない線というのは存在するんですけれど、サービス提供者、事業者、そして他の利用者の所在地や居住地によっては日本国内からいかなる法を持っても指一本出せない話があるのも事実。そのアタリの基本的な環境への理解やらはいかがでなモノでしょうか?という余計な心配をしつつ、たとえば「いいね!」ボタンを押したり「+1」ボタンを押すなら一言コメントをつけるのが礼儀でしょ?とご自身の信じる儀礼に基いて主張されるのは如何なものでしょうかとは思う事が少なからずあったりします。

因みに「俺様スタンダード」がもう少し強く出てくると対立意見を封殺するというノイジーマイノリティーの話に結びついてくるので非常に面倒くさい話になるのですが、何れにせよ自らの信じるところを、そんな事を解する気すらない他者に対して主張し論破しようとする行為というのは、これはこれでやっぱり面倒くさい話ではあります。

もっとも、私のこの考え方自体も一種の「俺様スタンダード」ではあるんですが、そんなのが全て同時に存在するのが正に「社会」なわけです。ネット上にある「ソーシャルな何かの世界」はリアルな社会と較べても何ら変わらず、それ自体は決して秩序正しく美しいだけの世界ではないんだし。しかもここにきて、そもそもソーシャルな何かの世界においてどう振舞えばどう見られるか、影響力を持てるか、自分を(実物とは違う存在として)素敵な影響力を持った人に見せるのか的な「ソーシャルな世界でのパーソナルブランディング」なる自己演出メソッドが脚光を浴びるに至ってですね・・・とまぁ色々思うところがあります。最近のソーシャルな何か界隈は。

 

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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