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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2011年6月5日

2011年6月6日の投稿

2011年6月7日 »

「ワタシは一体あなたの何なのよ」と言い寄られる状況は決して良い状況だとは思わないのですが、ソーシャルなネットワークのサービスと呼ばれるモノのなかでそういった状況に陥る人は少なくないような気がします。もちろん、サービスそれぞれでユーザー層も違うし、提供されるサービス内容や利用者側の意識も違うわけですが、なんだかそのあたりの踏み絵みたいなのが垣間見える瞬間というのはがあります。

それをどう理解するか、というのは正に人それぞれなんですけれど。

 

とりあえずは増加傾向が止まらないFacebookを例にとって見ると

これは本当に個人的な感想ですが、私自身はFacebookの使い勝手を決して良いとは思っていません。もちろん人それぞれですからそれに反論されても困るんですけれど、どうにもこうにもFacebookのサービスが提供する内容やメニュー構成が心地よくないんですね。じゃぁどんなのなら良いんだよ、という問いに答えがあれば多分自分でスポンサー見つけて新しいサービスを始めちゃうんでしょうけど、その甲斐性も無いんで腰砕けも甚だしい事この上なしという所です。

ただ思いつくところで言うと・・・ これは例えば以前にもFacebookのアクティブユーザーが6億人だって?そんなの誰もいないのと一緒じゃないの?という暴論というエントリーにも書いたんですが、Facebookの中に別に何億人いようが別に関係ないじゃん、という非常に醒めた見方が影響してるのは自分で判っています。ただし、たとえば自分自身でこの何億というクラスターに対して何か働きかけたいという意志と目的があれば別なんですけれど、基本的に個人の行いとしてその場を使ってるんでしょ?という気持ちが関心を削いでいるのかもしれません。

もちろん商売としてユーザー数が多い場を作り、その場を更に誰かの商売の場所として提供する事自体を否定するものではありません。もちろんそれぞれが商売ですし、それを使うことによって誰かを利するのは当たり前の話で、それが嫌なら自分で何か作ればよいんですけれど、それを生業とするほどの話でもない。なんだか堂々巡りに近いところがあります。

 

なんかさぁという気持ちは何も一般のユーザーに限った話じゃなくて仕掛ける側にも起きる

たとえばFacebookの「中の人」ですらどこかで同じことを感じてしまう状況、それも洋の東西を問わずという話がFacebookのお膝元の米国でPathというサービスを生んだんですが、それに関する記事がコレ。

ちょっと前の記事なのですが、ずっと頭に引っかかっています。仕事がくっついていても完全プライベートでもどちらでも(あるいは混ざっていても)良いのですが、普段やり取りしている人、あるいはその人が何をやってるかキチンと押さえておきたい人、あるいはチョイと離れたりしているけれど動静を知っておきたい人。いわゆる「知人」と「友人」、そして「知ってる人」などなどの切り分けを考えたとき、実はそれほど多くの人の動きを追いかけることってのは出来ないんじゃないかと常々思っていたんですが、Facebookの「中の人」も結局仕掛けるという立場じゃなく利用する側に立つと同じような事を考えるんだね、という印象を持ちました。

そして、「友人」どうしでどうよ?という定義を示し、それに対して50人という上限の中でのやり取りが出来る仕組みとしてPathというサービスを立ち上げているという話。ふむふむ。その50人という枠自体が適正なのかどうかってのはよく判りませんが、でも気持ちはよく判ります。思想はよく理解できます。このサービス自体は日本語化云々なんてレベルじゃないし、その評価を日本の市場に当て嵌めて論じる段階ではありませんが、思想の部分についてはよく理解できます。

ただし、Facebookのような強大サービスがあるから成立するんだよね、ってところも見えるわけですが、それ自体は悪い話じゃない。

 

そういえばTweet極小Follower極大という方を時々見かける中で

いや、それぞれの方がTwitterを使おうとする背景について云々するべきことではありませんし、結果としてどう見えようがあまり気にするべき事ではないのかもしれません。所詮Twitterの世界なんてそんなもんです。ただ、ワタシの場合であれば、自分の観測範囲を極限まで広げた結果、今のところFollowしている方はせいぜい600.。Web版のTwitterやモバツイが入り口なのですが、ワタシにとって約600という数字はTLをそれほど苦も無く追える上限かなぁという水準です。それ以上だと、多分流れてゆくだけで何も判らなくなっちゃいます。

それに対してTweet数がそれほど無いのにFollowしている人されてる人それぞれが4桁とか言う方をお見受けしたときには・・・ 「をを、なんだか凄いぞ」とは思います。色んなツールを駆使されているのかもしれません。他に何か努力されてるのかもしれません。元々他のメディア上で非常に強い発言力をお持ちの方なのかもしれません。有名なんだけど単に私が知らないだけなのかもしれません。もちろんFollowされてる数が数万といういわゆる有名人と目される知人が物理的に存在しているのでそれ自体は不思議ではないのですが、まぁ、それぞれ色々と考え方と接し方があるもんだとは思います。

そしてその中から何かしらオピニオンリーダー的な位置づけになる人も出てくるのかも知れませんし、自分で消化できないまま何も動きが無くなってしまう方もいらっしゃるし、誰かしらに対して暴れるだけ暴れて消えてゆくアカウントとかも見かけたりしますし、使ってるぜ~的な雰囲気をかもし出しながらも実は何もせずに色々と社会論を展開される方もいらっしゃったりするところが「ソーシャルな世界」なんだろうなというコトなんでしょうね。そしてそういう状況自体は楽しむべきものなんだろうと思います。

 

因みにじゃぁ自分はどうなのよ?

これを言われるとですね、相変わらず「Twitterが止まると呼吸が出来なくなるんです」とかアホな事を言いつつ、勝手な事をTweetしたり目に付いたものをRTしたりという表面的な動きがあって、でも実はそれらと並行しつつなんとなく知人同士の公開チャットとして機能してる・・・みたいな使い方なのかもしれません。

あ、これはFacebookも同じかもしれない。ブログやTumblrは全く別ですけど。

ってことで、私自身は別にTwitterなりFacebookなりといった特定のサービスに依存する気はサラサラ無く、色んなやり取り自体はメールやGoogleのチャットやFacebookやTwitterやTumblrなどで完全に並行して進んでいるので、時々前後の脈絡無く「だよね」みたいなTweetが出てきたりするのは仕方が無い。でも、そんなもんです。

勿論媒体やそこでの立場にもよるのですが、どうも私は基本的にはソーシャルな何かを通じて「社会に対して自分が思うところの有益な情報を発信する」なんて思想が非常に薄いようです。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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