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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2011年4月30日

2011年5月1日の投稿

2011年5月3日 »

情報は待ってても流れてくる便利な世の中になったぜと色んな人が嘯く状況の中、たとえばTwitterなどでフォローしている人の多さとかで自分の情報量は凄いぜ的な話が時々、本当に時々出てくるのを目にすることがあります。確かに流れてゆくのですが、流れてゆくモノが一体どういう種類のものなのかを判断する力とは別の話じゃないかと思っています。

そこにあるのは、なんだか既に言いつくされている感のあるソーシャルな何かは色々便利だけど結局デマの増幅システムでもあるよねという話。その世界を妄信してるわけではないけれど踊ってしまう瞬間があるとか、何らかの強い意志に裏打ちされた義務感によって自分の信条に合致する情報を一生懸命に伝えようとするケースもあり。り。

まぁ別に私ごときが何か御注進申し上げる筋合いなんて全くないのですけれど、やっぱり昔から、今でも、そして多分これからも気になっちゃうんだとは思います。

 

普通にネット上で流れてる情報は誰もが知ってる情報

まぁ以前からINFORMATIONとINTELLIGENCEは違うぜと言いつつそれが日本語だと同じ「情報」という二文字になってしまうことに憤慨している私ですが、ここに相変わらず大きな落とし穴があるなと思うんですよ。

いや、何言ってるかというと、ネット上で流れている情報というのは既に誰もが目にすることができる情報であると思って間違いないわけです。しかもそれが非常にユーザーの多いTwitterやmixiなどのシステムを経由していると、そこにしかない情報という括り自体が既に存在しないわけです。そんなの誰に知らせても何も新しいことは生まれません。そんなことないだろうって?いや、その情報を見てあなたが考え付く事はおそらく既に100人くらいが思いついてるんじゃないかと。

ただ、もちろんそれが無駄な事であるとは思いません。物事に同じような意見を持つ人がいるのは当然だろうし、もっと当然なのは違う意見を持つ人が居ることで、そのうえで大事なのは自分と相反する意見の存在に気づくこと。これは大事。

でも、多分自分が何かしら判断する材料の基本的なパーツは多分そこにはなくて、全然別の所から仕入れた基礎知識があるわけです。っていうか、あるべきなんですね。それをベースに一定の何かしら確たる考えからぼんやりとした印象ってところまで物事に対する考え方にグラデーションができる訳ですが、そこに何らかの新しい情報が刺さってくると「!」と来るわけです。たとえばネット上などで拾った情報は断片であってもそれ以前からある知識やそれらに対するオーソリティとの話によって判る部分がある。この補強関係はネット上だけでは成立しません。

 

人間RSSから得るものはGoogle Raderを超えるか?

TwitterでやたらめったらRTする方がいらっしゃったりします。botなのかリアルに誰かが居るのか判りませんが、何かしら一定の幅の情報をひたすら流し続ける方がいらっしゃいます。

Blogでやたらめったら色んなリンクを集めたり、他のメディアの情報などをおまとめ情報としてエントリーとして書き続けていらっしゃる方がいらっしゃいます。もちろんこれは私なんか較べものにならない広い観測範囲の中から情報を拾ってきてそれに対する解説なども加えつつ(いや、全くそんなのが無い事も結構見かけますが)広く知らしめようと頑張っているようにお見受けします。

そういえばTwitterで、自分に飛んできたメンションや自分が絡んだRTをひたすらRTされている方をお見受けすることも増えてきました。いやぁ、まぁ何というか、別に良いんですけど、ちょっと気持ち悪いです。「俺は全部読んでるぜ」みたいな雰囲気。あるいは「俺は常にエゴサーチしてるんだぜ」感。まぁだからどうだという話じゃないですけど。

で、いずれにせよ、私にはできない話だし、そんな時間無いし、実はそういう行動自体には殆ど興味がありませんし、そもそもそういう事ができるということはその人自身が或る意味無責任な発言ができる立場=その事象に対して直接的な責任を全く持っていない事の証明にもなるし。そんな立場を取る人の話というのはやはり少し斜に構えて受け取った方が良い事が多いというのは長い人生でそれなりに学んできていますし。

因みにそれを私自身は「人間RSS」と呼んでいます。因みに私自身がどういう風に言われているのかについては全然興味が無いのですが、ひょっとしたら何か言われているかも知れませんね。でも間違いなく私が「人間RSS」と呼ぶ種類の方向のネット社会への貢献はできないですね。向いてない(笑)

 

まぁ何れにせよどこかから情報を仕入れ続けないと枯渇してしまうわけですが、当然自分が少なくとも私は自分が仕入れた情報、そしてそれを咀嚼した洞察の部分を誰かと交換しないとこれまた思考が枯渇してしまいます。でも、そういった行為自体をBlogやらTwitterで展開することは苦手なのかもしれません。

いや、もちろん職務上の守秘気味というのは私の頭とキーボードを打つ手をガッチリ押さえていますから、実はそういう風にふるまってるだけかもしれませんけどね(笑)

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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