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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2011年3月3日

2011年3月4日の投稿

2011年3月7日 »

別に読んでいない訳ではありません。でも意識して雑誌を買っていたのはいつごろまでだったのか。週刊誌や月刊誌、季刊誌その他諸々、いわゆる雑誌というカテゴリーに含まれるものを殆ど買わなくなってから何年経つのかすら良く判りません。

ひょっとしたら子供が生まれたころから買う種類が減ってきたかもしれません。でも子供が生まれたから買うのを控えたとかいう訳でもありません。

なんでだろう?

 

嘗ては定期購読も含めて毎月多い時には10冊くらいは確実に買っていました

いわゆるIT系の雑誌については何冊か定期購読していましたし、必要に応じて書店でも買う。それ以外に自動車だったりオーディオだったり旅行関係だったり料理関係だったり。後は…何を考えたのか、わざわざアメリカの雑誌(しかも週刊誌)を数年間定期購読していた時期もありました。

もちろん好き好みの変遷によって買うモノは変わってくるわけで、当然読むモノも変わってきます。でも、なんだか段々数が減ってきてるんですよね。

って思ってたんですが、気がつくと殆ど買わなくなってしまった。

もちろん読んでます。もっぱら立ち読みだったり図書館だったり、あるいは会社の行き帰りの電車の中、隣の人が読んでる雑誌とか(これは単なる覗き見)。でも、なんだか段々買わなくなってきてるんですよね。

 

自分が「雑誌」という媒体に求めるモノが変わってきている?

情報源としてどこまで何を期待するのかってのが変わってきているのは判っています。それは確かに若いころと今とでは必要とする情報の質が変わってきてる。これは間違いないと思います。

もちろん広義の「情報」と言うモノへの欲求自体はあるわけです。ただ、その入手経路や媒体が多様化してるということだとは思います。とはいえ、私自身、「雑誌」という形の媒体を手に持った感触やページをめくる感覚ってのはとても好きなんです。書籍とは違うし、新聞やカタログみたいなものとも違う。更にはいわゆる電子書籍系のメディアとも違う。

まぁあくまでも個人的なキモチですけどね。

そんな中、かつては雑誌でしか伝わらない世界ってのが、自分の目の前にある情報源の或る一定の場所を明確に占めていたのですが、それが多様化した結果、多分自分の情報源としての雑誌のポーションが小さくなったんだとは思います。

だからと言って、気がついたら殆ど買わなくなるところまで絞り込むかって?いや、それは結果論なんですけどね。

 

電子書籍系のメディアに何時手を出すのか、それじゃないと手に入らないモノはあるのか

判りません。たとえば雑誌などの世界であっても閉じた世界で発行する方法もあります。そこでしか提供できない情報という世界を作ることは可能なわけで、それがコスト的にどうだとか、精読率がどうだとか、更新頻度はどうだとか、更に裏側にそれらと結びつけた何らかの仕組みを仕込めるかどうかなど、それぞれの媒体ごとの違いはありますが(ってか凄い違いがありますが)、基本的な行動原理ってのは大差ないわけです。

ただそれは送り手側のキモチであって、受け取る側としては必要な情報が手に入る媒体が欲しい情報を手に入れるために適正だと思えるコストと手間であるかどうか、ってところだと思うんですね。

もちろん高ければ良いかってのは別の話ですが、必要な情報を手に入れたいと思った時の手に入れるコストと受け取るモノのバランス。

でも、このバランスってのを考える事ができるかどうかってのが、とても大事だとは思うんですけどね。

 

Exclusiveなモノならマネタイズできるのか

それが営利事業であればどこかでキチンとお金になる必要はあります。慈善事業ではありませんから、どこかで利益を出せる構造でないと維持もできません。有料の情報入手手段として(有料の)雑誌は立ち読みとかでなく購入することを前提にすれば入手するためにコストがかかるものであるわけです。

じゃぁそれが無料ならうれしいか?

それは人それぞれですし、情報の中身に寄りますから一概には言えないのはその通り。でも、無料になるには無料なりの理由があるわけです。

じゃぁ有料なら大丈夫なのか?

この先はバランスの問題ですが、自分が求めるモノ、自分が必要とするものであれば必要と思えるコストは支払うという気ではいます。基本的には。ただ、純粋にマスの世界に広げるには媒体自体が多様化しすぎていて難しいよねってことは感じます。

じゃぁExclusiveな媒体だと?

何かしら或る一定の情報を必要としているクラスターってのは何らかの形で定義できると思っています。それらのクラスターが必要としている情報を出せる側の人(たち)も定義することはできると思います。そのあたりの層を結び付ける何らかの媒体ってのが、適切な方法と形態で作れたらって所をちょっとだけ思ったり。

じゃぁ電子書籍系だと?

最初からそこに話が行ってしまうと私がするべき話じゃなくなっちゃうと思っています。適切な方法と適切な形態を備えたのが適切な媒体なわけで、最初から「電子書籍系メディアを担ぐぜ~」ってところから入ると絶対に道を誤るって確信してます。

 

適切な方法と適切な形態を持つ、適切な媒体。

とりあえず伝統的な「雑誌」は今の時点での私にとって何かが適切ではないんでしょうね。でもそのうち適切な時期が来るかもしれませんけど。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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