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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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2011年2月25日 »

誰しも自ら知ってると思ってる話や物事ってのはそれほど多くはありません。っていうか自分が知らないことの方が多いよねってのは常日頃から心に留めている積りだったのですが、やっぱりそうだよねというコトを改めて自覚する事もあります。そりゃ当然。そんなもんです。自分の目の前にある事だけが世の中の全てじゃない。

 

テレビが芸能ネタとかばかりでアフリカ方面の騒乱の話とかNZの地震の話を全然しないじゃないかと憤るってどうなんだろ?

ならばそういう情報が流れるところを見ないとだめでしょ?と素直に思うわけです。それこそ国内で何か大きな災害とかが起きた直後であれば多くの報道機関がその関連情報を伝えるというところにシフトします。でも、ある程度落ち着いてきたとの判断が出てくるとだんだん通常のモードに戻る。

そりゃ当たり前。

因みに、たとえばアフリカ方面の騒乱の話とかNZの地震関連の話って方向だと、たとえばCNNだったりBBCの専用チャンネルだったり、あるいは通信社系と言ったところが当然のように頻繁に情報をアップデートして報道してくるわけです。情報はそこにあるんです。でも、それらの機関ですら、次に新しい物事が起きるとそちらにシフトしてゆく。

そりゃ当たり前。

ただ、いずれにせよ、自分の目の前にある普段から接している「媒体」が自分の知りたいことを十分に伝えてくれないと文句を言う前に、そもそもそっちを見なさいよ、って思うんですね。

勝手な言い分かな?

 

そう。目の前にあること、自分が知ってること、自分が接している流れっていうのは全てをあらわしているわけではないというコトをキチンと考える癖

芸能人やスポーツ選手に限らず、自分が普段接している情報源から動静が伝わってこないと「あの人ってどこ行っちゃったんだろうね」という話になるんですが、言われた本人は全然別のところで普通に色々やっていたりするんで、ある意味余計なお世話。

知らないのは知らない人の都合の話。

昔流行ったアレってもう全然だめだよね。どうなっちゃったんだろうね?みたいな話になる事もあります。モノかもしれませんし、言葉かもしれません。でもそれがどうなったかって言うのをチャンとフォローしていないからわかっていないだけかもしれない。実はたまたま気が付いていないだけだったり、既に一般化してしまって気にも留めなくなってしまっているだけかもしれない。

知らないのは知らない人の思い込みもあるかもしれない。

もちろん普段の生活の中で、色んなモノの裏を全部とってから喋るとか言うのは無理です。ってことで当然のように自分の知識をベースにして人は生活しているわけですが、自分がある意味当事者として経緯を知ってるようなことでなければ、何事に対しても謙虚に接する姿勢を持つ事って大事だよねとは思うんです。

 

多分に自戒をこめての話なんですけどね。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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