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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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2011年1月27日 »

「頭痛で頭が痛い」系、すなわち「それ、被ってます」系の表現。実は私の場合、喋り言葉の部分でいうと(半分くらい確信犯だったりもしますが)こういう結構あったりするいい加減なアホなのですが、一応喋る時と文字にする時ではある程度自動で切り替わるような気がしています。

でも、意識せずに使っている言い回しが実はダブってるよ~と指摘されたときって、「あはは」と笑って済ませるか、「いいんだよ!俺はこれで!」と逆切れするか、はたまた「日本語としてはこれで正しいのだ」とかわけの判らん理由をつけて流してしまうか。

とかく言葉と言うものは難しいものです。

 

これに外来語を含めて厳密に理解しようとするともっと面倒くさくなるわけで

いや、よくわかんないんですけど、例えば情報系システムと言ったとき、「系」って英語だとSystemじゃない?とか考えると何だか楽しくなってきちゃいます。既に日本語化していますから別に本来はどうよとか考えなくても良いといってしまえばそれまでなんですけどね。

また、全然別の話で、テレビの番組で「それではVTRをどうぞ」というコメントは良く聞きますが、本来はVideo Tape Recorderなんで、業務用のビデオのトランスポート(ビデオデッキですね)をどうぞと言われてもそんなもの要らないし、そもそも今はテープじゃないでしょ論が根本にあるんですが、既に「VTR」という表現が日本語化してしまってるので、既にここもいじりようが無い。

因みに「サービス」とカタカナで書いたときの日本語としての一般的な理解は「あまりに極端に本来のServiceの意味と乖離してないか論」について触れると波紋を呼ぶので止めておきますが、まぁ、枚挙の暇が無いとはこのことですね。

っていうことで、気が付くと既に「頭痛で頭が痛い」系の話からずれちゃってますが、このあたりの単語の組み合わせの怪しさを内包した日本語という言語って面白いよねって思うんですよ。

しかし、言葉と言うものは難しいものです。

 

そういえば、アホなんでこんな事も知らんかったんですよ~という話もあってですね

いや、大した事ないんですけど、Solar System (ソーラーシステム)が日本語では「太陽系」であると知ったときの衝撃と言ったら、まぁ笑うしかないですね。何しろソーラーシステムとカタカナで書くと、それは屋上の太陽光発電パネルを指すとかっていう意味不明だけど強固なイメージを持ってましたから。

 

とかく言葉と言うものは難しいもので。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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