とりあえず外出する限り靴を履く事が基本な生活と言う、多分日本の中でも標準的な姿の私です。当然靴自身は当然永久に履ける訳ではありません。種類によっては洗うくらいしか出来ないモノも一杯あるわけですが、中には必要な手入れをし続けることにより、信じられないくらい長持ちする靴もあったりします。

そうじゃなきゃほっとけって話ではないのですが、手入れして反応する靴はちゃんと手入れしようよという話で…

何気に10年以上も履き続けた靴ってのが何足もありましたね、そういえば

もちろん一足しか無いわけではないので他の靴とローテーションですが、二日とか三日に一回履く、平日のための靴。某メーカーの同じウイングチップでしたが、オールソールを3年おきに3回繰り返して、さすがに10年を過ぎたあたりでアッパーの皮がもたなくなり、また靴屋さんからも「もうこれ以上縫い直せないよ」と言われて遂に最後に履きつぶしたのが13年目、って靴が記憶の限り3足ほどありました。

同時買った訳ではないのですが、最初の一足は実は新入社員の頃に買った靴。そして3年後のオールソールの際に同じ靴を買って、更にしばらくして他の靴が全部駄目になったころにもう一つ。色は実は違ったのですが、気がつくとある時期には全く同じメーカーの全く同じサイズの全く同じ種類の靴を三足ローテーションで履いているっていう時期がありました。

で… その頃はマメでしたね。二週間に一度は間違いなくしっかりと手入れをしてました。クリーナーでキレイにし、クリームを塗り、布でしっかりと仕上げし、底（実は買った時は合皮でしたがオールソール時に皮に変えちゃってました）もしっかりとオイルを塗って… そんな風にしてたら、結局全部10年以上履けちゃいました。

でも、最近は面倒くさいというか、時間が取りにくくなったこともあって、安い靴を履きつぶした方が安いかも、とか思うとてもイケナイ人になってしまったような気がします。

でも、でもですね…

まだちゃんと手入れを続けて10年以上も履いてる靴があるんですね、実は

某アウトドア系ブランドの靴と、某建機メーカー系ブランドの靴。両方とも買ったのは海外です。前者は日本でも同じモノが手に入りましたし、今でも手に入ります。ちなみに2回ほどオールソール交換をやってます。

かたや後者はそもそも日本の正規輸入元ってのがありません。さすがに靴底減っては来ましたが、靴本体自体は全く問題が無い状態です。

普段は殆ど手がかからない靴ですが、たまには手入れをしないとね、と言うことで、がっつりとオイルを塗りこんで自宅の出窓の所で休ませているの図、ってのがこれです。

それなりにくたびれていますが、とりあえず写真で見る限り、向かって左の茶色い靴を買ったのが1996年、右の黒い靴を買ったのが（たしか）1992年頃なんて思えないと思います。

いや、正直永い付き合いです。

買う事よりも保守し続けることが大事ってのは何事でも共通なのですけどね

ってことで、保守用の工具…じゃなくて、靴磨きセットがこちら。ホームセンターで買ってきた工具箱になんとなく見栄えがするように入れてありますが、別に特別なものはありません。

でも、別に趣味の道具じゃないので、使ってナンボの世界。だって単なる靴磨きのための道具なんですから。

ってことで、たまには自分の靴をキチンと磨いてみませんか？ちゃんと手入れすると、そのあと足を入れたときって(熱いとかではなく、でも夏でも）暖かい感じがするんですよ。

あ、そんなことくらい知ってる？靴磨きくらいしてる？そんな事エラそうに言うなって？

失礼しましたっ！