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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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週末、中学以来の同級生数人でワイン飲むぞ宴会を開催しました。中の一人の家に押しかけて、奥様の手料理に舌鼓を打ちつつ、冷静に考えて最初に顔を見てから何年なんだよ?という恐ろしい話題(笑)も当然出つつ、何より楽しい時間を過ごしました。

で、話題のひとつにカメラの話が出たのですが、実は開催地であった某友人はキヤノン派。試しにちょっと持ってみる?ってことで、EOS-1Dを持たせてもらってですね・・・

 

当然のように戸惑う操作系の違い

何も考えずに全部カメラ任せで撮るなら別にニコンでもキヤノンでも同じな訳です。要はシャッターボタンを押せば撮れるわけですし、普段から一眼レフを使ってるわけで特に構え方とかも違和感は無い(と本人は思ってる)のですが、細かい操作系は全然違うので、当然のように戸惑うわけです。

たとえば手渡されたときに高速連写状態であったのですが、このモードをどうやって切り替えるのか判りません。ニコンの一桁番台と三桁番台で当然のようにあるシャッターボタンの前のダイヤルが無いので、微妙に右手の中指が落ち着きません。更にはニコン使いの宿命である右手の親指のクネクネ(笑)が止まりません。そう。ニコンの一眼レフをある程度使っているとフォーカスポイントの切り替えとかで右手の親指がクネクネ動く癖がついてしまうのですが、これが体に染み付いてる分、なんだか妙です。

そして最大はズームの回転方向の違い。ほぼ同じ大きさ同じ重さの70-200ミリレンズ(私の持ってるニコンのは80-200ミリですが)が付いていたのですが、ズームの回転方向が逆。

あれれ?

判っていたのですが、やっぱり戸惑います。頭では判ってるんですけど、無意識に動く体を騙すのは結構大変。

 

因みに同じような話がクルマにもあってですね

実は私は10年選手のドイツ車に乗っていて、その前は7年間フランスの車に乗ってました。で、ここでお話したいのは「欧州車はやっぱりいろんな事が起きるのを楽しまなきゃ乗れませんよね」系の話ではなく、たとえばウィンカーとワイパーのレバーが大抵国内で売られている国産車とは逆なんですよ、って言う話。大雑把に言うと、ウィンカーはハンドルの左のレバーである事が多いんです。

もちろんメーカーによっては日本仕様としてウィンカーレバーを右に持ってきているものもあるようですが、少なくとも私が持っている(あるいは持っていた)二台のクルマは左にウィンカーレバーが付いてます。

で、たまに国産のクルマを運転するときってのは、すごく意識します。交差点の手前で「どっちだっけ?右だっけ?左だっけ?えっとえっと・・・」と悩んだ挙句、大抵一度は「曲がりま~す」と盛大にワイパーを動かす事になります。で、悔しいのは自分の車に戻ったときにも同じように悩んでワイパーを動かしたとき。

「ちくしょ~。自分のクルマで間違ってしまった~!」

アホですね(笑)

 

で、話をカメラに戻すとですね

ボーイスカウトの活動の記録係みたいなものをやってたこともあり、この1年だけでも8000カットくらい自分のカメラで撮影しています。大抵の操作系は殆ど暗闇の中でも何とかなるくらいまで体が覚えてしまっています。普段はD300ですが、D3に持ち替えても殆ど問題になりません。こうなると殆ど頭では「どう操作する」ってのは殆ど考えていなくて「どう撮りたい?」ってのだけを考えていて、自動的に指が動く感覚。

もちろん私は職業カメラマンではありませんからそんなに完璧ではありませんが、感覚的にはそんな感じです。

で、それが違うメーカーのモノを手に持つと・・・ 当たり前ですがそれぞれのポリシーやら何やらがあって操作が違うのは当然。それが個性でもあるわけですから文句を言う筋合いのモノではありませんし、事実EOS-1Dは良いカメラです。私ごときに文句をつける隙など全くありません。

でも、やっぱりそういうコトなんだよね、ってのを改めて思った次第。

 

因みに、じゃぁ他の機器だと操作系の違いってどうなの?とか言い出すとキリが無いというか、仕事上ちょいと面倒くさい事になりそうなので、このあたりの話題までにしておきますが(笑)

 

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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