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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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Twitterネタ。オルタナティブ・ブログでは私も含めて毎日のように誰かが書いているような気がします。ただTumblrと絡めた話ってのは意外と少ない。Facebookあたりのほうが少し多いかもしれません。CUは去り際の潔さからいくつかエントリーが上がっていたかな?ま、別に全部に顔を出す必要も無いし、そんな時間があるなら仕事しろ~と各方面から言われそうな雲行きですが、ワタシななんだか毎日のようにTwitterとTumblrに出入りしてます。

 

Twitterの伝播力の強さ

つい昨日も、ある人たちが書いたTwitterに関する本が、たまたま首相と会食する機会を持っていた人を通じて話題が出たその日のうちに首相に渡ったという話すら起きる位、強力な伝播力を持っているのは色んな人が既に何度も書いた通り。

逆に、Twitterでよくみかける「~なう」で、遂にこの「なう」が出たか、といったモノも現れて、それ自体がRetweet(いわゆる引用つぶやき、ですね)されて大騒ぎになったのも昨日。

当然のように、誰かの「揺れた?」みたいなので一気に始まる地震直後の大騒ぎやら、にわか雨が何処で降り出したよ系の情報、電車の何線が止まったとかの話など、他愛の無い呟きのなかで日々役立つ(のか?)情報も流れていたりします。

因みにビジネスにTwitterを活用しようぜ論も一杯あるのですが、Twitterを連絡の入り口にしてビジネスの話が始まるケースもあり、企業として組織的、あるいは意図的に利用しようとする世界と並行して色んなことが起きているのがTwitterの世界、とワタシは理解しています。

ただひとつ忘れてはいけないのは、このサービスは海外のサービスであり、日本的な倫理観に基づく制限は非常に難しい世界であること。コレを利用して色々な「ビジネス」に活用する例がそのうち出てこないとは限らない・・・というか、多分既にあるんでしょうね。明るいところには必ず影が出来るという普遍の物理法則、みたいなもんでしょうか。

 

Tumblrのreblog力

Tumblrは余りにシステムがぶっきらぼう、かつ使い方が余りに自由なので、どうアプローチして良いか判らないという話も良く聞きます。ワタシの場合にはブログのひとつとして使っていますが、中にはFlickrよろしく写真のアーカイブに使っている人も居るし、ひたすら誰かの中身を追っかける人も居るようですが、ま、それは人それぞれ。

で、最近ワタシがこれは威力あるなぁと思ってるのが、Tumblrにあるreblogという機能。これはTwitterのRetweetのように引用してポストできる機能ですが、基本的には元のテキストなり何なりに自分のコメントを追加してポストできる機能です。(多分間違っていないと思いますが

元文章、最初のコメント、途中誰がこれをReblogしていったか、その途中の誰がどんなコメントをつけているのか・・・そういったのが全部見えます。それぞれの人がフォローしているメンバーは当然違いますから、途中でReblogの流れがいくつかに分岐していくこともありますが、最初にポストした人から全部をたどることが出来ます。

ある意味言いっぱなしのTwitter。話の流れが見えるTumblr。ここはとても大きな違い。

 

因みにTumblrは自分のTumblrでの行動に採点機能付き

Tumblrityと呼ぶ、スコアが付きます。これは検索しない限り基本的には自分のスコアしか見ることが出来ません。とりあえずTumblrに何かPostすると上がるのですが、自分のPostがReblogされてゆくとドンドン上がるもののようです。

別にこのスコアが上がったところで何かもらえるとか、誰かに褒められるという性格のものではなく、むしろそんなにスコア上げるヒマがあるんだったら仕事しろ~と、やっぱり各方面から怒られそうな勢いです。

でも、自分の知らない間に自分のPostが、そして自分がReblogしたPostが更に誰かのところに流れてゆくのを見られるというのはとても面白いし、ある意味真剣になったりします。でも、まぁ、これはワタシの使い方。

 

結局使い分けするしかないなというのが今の印象

TwitterにはTwitterのよいところがあるし、TumblrにもTumblrならではの良いところがある。実際に書く内容や言い回しも全然違ったりするのですが、ま、それはそれ。とりあえず現時点ではそれぞれ便利に使っているワタシです。

 

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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