THE SHOW MUST GO ON:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) THE SHOW MUST GO ON

通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2009年9月16日

2009年9月17日の投稿

2009年9月18日 »

これは業界によると思いますし、一概によいこととはいえないかもしれませんが、ワタシの場合、気が付いたら何だか技術的に非常に深いところまで突っ込んでエンジニア系の方とお話をすることがあります。ITや通信の世界が決して嫌いではないというベースはありますが、時々「元々開発とかやってたんですか?」と聞かれることもあります。

いえいえ、全然ちがいますよ~。ベタベタの文系です(笑

 

忘れもしません。共通一次の数学で23点(笑

小学校のとき、二桁の分数の計算で算数を挫折したワタシは、結果的にコテコテの文系人間として育ってしまいました。正確に言うと、知識としての理科系一般は好きですが、計算式が出てくると目が泳ぎます。ただ、感覚的にわかる部分というのが比較的多いらしく、数式を元に答えを出せ系の話でなければ結構ついてゆけました。でも、所詮その程度。通常の試験、更には入試とかになるともうまったく歯が立ちません。

ワタシの場合、大学入試の頃は共通一次試験が実施されていた時期なのですが、5教科7科目を受けることが前提であったその頃。絶対にマトモに点を取れないのを判っていたのですが、まぁ話にネタにと受けてみました。仲の良かった物理の先生に「お前は理科2科目で合計100点取れたら上出来だよ」と言われていましたが、実際に自己採点してみたら99点。ふっふっふ。完璧だ。

ただ、凄い落とし穴がありました。数学です。200点満点だった数学で、満点はヤマのようにいましたし、0点とか100点とかはそれなりに一杯いたわけですが、私の場合、何処をどう思い出して自己採点しても、23点。どういう理由で23点だったか良くわからないのですが、その点数だけは良く覚えています。

ま、ココでは点数自体はどうでも良いのですが、要は少なくとも学校の勉強としてはまったく数学的な素養が無いらしいということは間違いないということです。

 

ま、それでも技術的なことに感覚で付いてゆけるところってのがそれなりにあるもので

計算しろといわれると辛いのですが、何故か通信もITも感覚的についてゆけてる風に立ち回れるのは、なんなんでしょうね?とりあえず現状の周囲を見ると、無線工学やら電気工学を真面目に勉強し、かつその分野で仕事してる人たちと感覚の部分では話が通じる。

もちろん、設計しろとかテストしろといわれると困るわけですが、起きてる現象とかの説明は一応できたりするんで、それを元になんとか渡り合っているっていう感じ。あとは経済的な背景とか、ビジネス的にどうよといった知識は頑張って集めているんで、そのあたりとのあわせ技って感じでしょうか。

その意味では、「門前の小僧」なのかもしれません。

 

で、それが出来るかどうかがマーケティングの担当として何処に役に立つか

とりあえず邪魔にはなりません。それだけは間違いない。で、本質的なところの流れにさえ追いついてゆけていけるのなら、多分間違いない。詳細はさすがにプロに任せたほうが絶対に間違いないから、必要以上に深追いしない。気になればちょっと詳しいことは聞いたりするけど。

で、そこの議論についてゆければ、営業サイドの要求と開発や研究サイドの事情や理論との間に横たわる溝にかかる吊橋くらいにはなれるかな?というのが自分のモチベーション。

間違ってないと思うんだけどなぁ。

 

bibendum_iwa

« 2009年9月16日

2009年9月17日の投稿

2009年9月18日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
showbiz
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ