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プログラミング技術としての3Dメタパースの世界はもちろん厳然と存在しているんだとは思うのですが、それこそSecond Lifeに代表されるインターネット上のメタパースの世界って、最近はどうなんだろう?とふと思ってしまいました。
きっかけは、コレ
いや、なんか、久々に仮想云々の世界の話を見かけた気がします。あ、多分普通に時々流れてるんでしょうけど、最近はあまり目に付いた記憶がありません。怠慢だとすると二の句が継げないのですが、とりあえず個人的にはそんな感じです。で、とりあえずの感想は・・・
「ふ~ん」
ワタシ、Second Lifeは面倒くさくて諦めた人です
実はずいぶん前に3Dマウスのテストということで、それまで話だけで使ったことが無かったSecond Lifeを使ってみようという気になりました。その当時オフィスで使っていたPCが余りに非力だったこともあり、自宅で試してみようかと・・・ いろいろやって、結局自宅のインターネットに接続する回線が余りにショボくて駄目だという悲しい結論。
そう。PCのリソースもそうですが、ネットワークのリソースも強烈に消費するんですね。このアタリのサービスって。
ワタシ、いわゆるゲーム系、あるいはネトゲ系に馴染みが無い人です
これがある意味致命的なのかもしれません。色んな人から自宅にありとあらゆる電化製品とかゲーム、AV機器があるように思われるコトもあるのですが、その実、ワタシの自宅にはいわゆるゲーム系の機器はほぼ存在していません。マクドのハッピーセットの玩具とかを子供が2個ずつくらい持ってるくらいですし、テレビに接続して使うモノは皆無です。
それの何が問題?
いや、テレビ上、あるいは画面上に広がるCG空間の中で遊ぶとか動き回ることに慣れていないのが一番大きな問題かもしれません。その感覚を自分のものとして持っていないので、なんだかとっつきにくい。プレゼンテーションのための映像素材とかでの3Dメタパースの世界、あるいはGoogle Earthくらいのものならまだ自分の事として理解できますが・・・
ワタシ、とりあえず自分に関心が無いから情報に疎いんだろうなという意識は持ってる人です
まぁ「こんな空間で遠隔会議とか出来たらかっこいいじゃん」とか、「いろんなことが出来るんだぜ、ほら・・・」みたいな話は判らんでもないです。でも、「で?」と言い出してしまいそうで自分が怖かったりもします。キャラクターをマウスでヘコヘコ動かすのはシステムを利用するのとはまったく別の労力のような気もしちゃったりします。
そもそも一体どんだけ通信回線の帯域幅を消費するんだよ?とか思うのはワタシの場合ほとんど職業病ですが、その部分も気になります。
きっとウチの会社でこんなの使おうとしても多分Portを閉じられちゃうとか色んな制限がかかって使えないんだろうなとか、余計なことまで考えます。
だめですね。こんな後ろ向きじゃ。
ワタシは「しかしTwitterのときの話もあるから、この先はわからんけどね」とブツブツ言う人です
結局のところ使ってみないと判らないのはどんなサービスやソフトウェアでも同じですから、使ってみないことには何ともいえない。Twitterなんか、最初はさっぱりわからんぞとか思っていたのが、今では殆ど中毒状態です。Twitterについては色んな入り方があるからどうでもよいのですが、こういった3Dメタパースの世界は仕事に直結しづらいので、会社では遊んでいるように見られてしまう。とはいえ、自宅に帰ると回線がショボ過ぎてどうしようもない。なんだか最初から壁が高いです。
いや、そもそも、そんなに大量のリソースを消費するシステム自体が悪いのだ!とか逆上しそうですが、そこはひとつ大人になって眺めてみるしかないんでしょうね。でも・・
「文句を言うなら使ってから言え」
と言われてしまうと辛い。ならば一回位この手のシステムをもう一度使えるように頑張ってみるかな?
それこそNCSA Mosaicの頃から数々のいわゆるブラウザーを使ってきた私ですが、最近はFirefoxをメインに使っています。世の中にはIEの特定バージョンじゃないとレイアウトや見え方が変になるサイトとかいまだに(それもイントラのサイトだったりするのですが)存在してたりするのでIE自体を止めるわけにはいかないのですが、あるときから基本はFoxfireに固定。理由は簡単。
要はBookmarkを自宅と会社で共有したかったから
以前は会社のPCと自宅のPCで見に行くサイトとか全然違いましたし、最低限必要なものだけはコピーするなり何なりで済ませられていたのですが、あるときからそれが面倒くさくなりました。で、色んなツールを探したりしてたのですが、それなりの経緯を経てたどり着いたのがFoxfireで使えるFoxmarks (当時)。一時期はGoogle Bookmarkも並行して使ってたりもしましたがなんだか面倒くさいのでFoxmarksに統一しちゃいました。結果的に、自動的にメインのブラウザーがFoxfireになった、という流れです。
ほんでもって、今はXmarksが無いと困ってしまうことも多々あるわけで
当時のFoxmarksはいろいろあってXmarksに取って代わられました。タイミングとしてはFoxfireのバージョン3が出た時点でFoxmarksが新しいものをサポートしないという話が出たとき。でももう新しいのは作らないよという話が確定していたらしく、Foxfireのバージョンをあげるのを躊躇した人が世界中に居たみたいです。実はワタシもその一人でした。その後Xmarksに役割を移すという話が出てきたので、ためしに入れてみたのが使い始めですね。でも切り替えの当初はFoxmarksにあった機能がXmarksでサポートされてないとか色んな話が出たのですが、とりあえずワタシ的にはBookmarkのSyncだけが出来ればよいので、結構早い時期に移行しちゃいました。
因みに開発側が名前とかを変えた理由としてあげているのは、たとえば当初はFirefoxだけをターゲットにしてたからこの名前でよかったけど、複数のブラウザープラットフォームをサポートしようとしたときにそもそも名前が邪魔になってきた、みたいな話もあるようです。プログラミング技術上も当然プラットフォームからある程度独立した形で開発しようとすると事実上全部書き直しになるくらいの勢いでしょうから、結果的に当初はFoxmarksでサポートされていた機能全部を実現することが無理だったという至極当然な流れだったようです。
待ち焦がれているのはChromeのサポート
これ、実際に色んな人が待っているようです。SafariやIEは既にOKのようなのですが、Chrome、そしてOperaのサポートしてよという声が上がっているようです。因みに、ワタシもOperaはともかくChromeのサポートは、早くしてくれないかなぁと待ち焦がれています。もちろんFoxfireはFoxfireなりに、IEはIEなりに良いのですが、ChromeはChromeなりに良いところもあるわけで、やっぱり待ち焦がれてしまいます。
と・・・ ふと別のところに思考が入り込んだのですが、そもそもワタシは単機能だけれど得意分野でなら本当に使いやすい道具というのが好きな人です。中には一部のケータイ端末のごとく全知全能の道具がひとつあればよいという方向の方もいるようなのですが、ワタシの場合には単機能で使いやすいのがいくつもあるのは別に苦になりません。適材適所で全然大丈夫。もちろんブラウザーみたいなツールが色んな役割ごとに100個もあると困りますが、せいぜい4つとかくらいなら全然苦になりません。
ということで、単純に使えれば良いと自分で思い込んでいるツールに対しての思い入れが基本的に薄い人、なのかも知れません。あ、もちろん単純に道具として好きなものもあるんですけどね。
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