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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2009年4月29日

2009年4月30日の投稿

2009年5月1日 »

谷川さんのTwitterユーザーの6割が1ヶ月以内に幽霊会員になるのはかなり理解できるというエントリーに触発されて。

何度か自身のエントリーにも書いていますが、昨年の年末近くにTwitterを本気で使い始めて以来、殆ど離れられないような状態です。一種のジャンキー状態と言っても良いかもしれません。でもそれは閉じた世界ではなく、広がり続けている輪の中で漂っているというカンジです。別に増やそうとしている訳ではないのですが、普通の人からスパム系まで含めてFollowerも知らないうちに増えてきています。自分がFollowをかける人もなんとなく増えています。でも、何故”使い続けて”いるのか?

 

下手にRSSリーダー見るよりも楽

これは間違いないです。ワタシの場合無作為にFollowをかけている訳ではなく、基本的には「知っている人」+「知ってる人が知ってる人」くらいの範囲なので、あまり余計なモノがタイムライン(目の前を流れるメッセージですね)には入ってこないということがあります。

で、そこで何かに反応すると反応が返ってくる。そんな環境があるから使い続けているというのが間違いなくあります。

 

閉じたメッセンジャーの世界よりも楽

メッセンジャーを使うことはもちろんあります。GoogleだったりYahooだったりするわけですが、こちらの場合は基本的に一対一。グループで話をすることもありますが、それこそ宴会の場所決めとかが関の山で、基本的にあるひとつのお題に対して誰かを呼び出すという、一種電話的な使い方、と言えるかもしれません。

それに対してTwitterでの会話(と言ってよいのかどうか判りませんが)の場合、そもそもそこで話が流れているので、それに自分が反応するかしないかの選択肢がある。また、自分のつぶやきに対して誰かが反応するかどうかについても相手に選択権がある、というのが電話的なものとは全然違うところなんじゃないかと言う気がします。受け手の選択肢と送り手の選択肢が独立してるというところを面白がっている気がします。

でも、そこで何かに反応すると反応が返ってくる。そんな状況があるから使い続けているというのが間違いなくあります。

 

相手があるから続くのか

Twitterは開いた世界ですが、そこでなんとなく閉じた世界を持っているというのは実社会と同じなのかもしれません。難しい言葉を使って回りくどく説明しても仕方ないのですが、感覚的にはそんなところ。ただし、何ヶ月も使ってると不満・・・という訳ではないのですが、なんとなくこんな風に出来ないかな?と思うところが出てくるのも事実で、Twitterはひとつの軸としつつも他のサービスをなんとなく使い始めてみたりというような動きをしてみたりしています。ひとつのサービスに全てを任せるのではなく、こういった使い方はこちら、別の使い方はあちら、という風に一種クラウド的な接し方なのかもしれません。

でも、そこで何か送ると何かしら反応が返ってくることがある。そんな状況がベースにあるからいろんなバリエーションも含めて使い続けているというのが間違いなくあります。

 

で、引用した谷川さんのエントリーにあるようなマーケティング的な使い方についてどう思うか?

別に誰かにそれについて書けといわれたわけではないのですが、この部分については別のエントリーで触れたいと思います。Buzz Marketingが一種ダーティーなイメージをもたれるような部分も既にあったりするんですが、いいっぱなし広報ブログ的な位置づけで何かできるんだろうか?みたいな部分を掘り下げると少し面白そうなので。

でも、そんな使い方をしてしまうと何かのつぶやきに対する反応が返ってくると面倒くさいことも起きそうです。また、ビジネスの戦術のひとつとして使うとなると個人として接するのとは違ってきますから、ちょっと自分の中での位置づけに困りそうな予感はありますが・・・

 

bibendum_iwa

しばらく肉体的にも精神的にもかなり無理をしていたので本当は休みを取りたかったのだけれど、どうしても外せない会議を突っ込まれての出社。午前中にそれをやっつけた後、さて・・・と身の回りを見ると、とっちらかった名刺の山。よし。こいつをやっつけるか。

 

さすがに電話もメールも閑散とした中・・・

最近よくトラブルを起こす毎朝の田園都市線も、社内はなんだか学生(高校生?)がやたらと目立つ状態での超定時運行。遅れを見越していつも割りと早めに家を出るのですが、今日はそのままいつもより早めに会社についてしまいました。あるべき姿なのですが、なんだか不思議な気分です。

で、この経済状況のなか、長めに休みを取っている人も多いようで、メールも電話も殆どありません。先週までは怒涛のような日々を送っていたのですが、一山超えたお陰で今日はのんびりとしています。

 

まぁやらなきゃいけないことはあるのですけど

あわてて何かをやる状況でもないので・・・と、ふと自分の席の引き出しを眺めて思わず

「なんだ?この散乱した名刺の山は?」

自業自得です。ここ数ヶ月交換した名刺の山です。それぞれ日付とかお会いしたときの用件とかはメモってあるのですが、とっちらかった状態が続くとどうしても山になってしまいます。一応それぞれある程度のカテゴリーの塊でまとめてあるのですが、その塊がいくつもあって収集が付かない状態になっています。以前は名刺リーダーみたいなのを使ってOutlookのアドレス帳に突っ込んでいたりしたのですが、これはこれで面倒くさくなってしまい、なんだか中途半端なまま。

だめですね。修行が足りません。

 

ということで、名刺の山と格闘を始めたのですが・・・

なんだか自宅で古い本の山と格闘している気分になってきました。「あ~、あの時会ったんだ」とか、「最近連絡とってないなぁ」とか思い出してしまうと先に進みません。

あと、これは自分の分類のやり方が悪いのですが、基本的にプライベートでお会いした方と、純粋に仕事でお会いした方を分けていたりします。後者の場合には社名五十音順でケースに突っ込んでゆくのですが、最近意外なほど前者、つまり基本的にプライベートな立場でお会いする人が増えてきて、なんだか収拾が付かなくなってしまってきていること。

「そんなの、やっぱり全部名刺リーダーで読ませてデータで分類すれば良いじゃん」

という声が聞こえてきそうですが、常にPCを持ち歩くわけでもなく、さりとてSmartPhoneでは検索が面倒くさい。もちろん携帯のアドレス帳もしかり。でも何とかしなくちゃどうしようもない状況。残念ながら名刺の整理のための秘書を雇えるような身分ではないし、そもそも自分のためですから、自分で整理するしかない。

 

今更ながら自分の物理的な整理能力の無さとアホさ加減に呆れます。

いったいみんなどうやって整理してるんだろうかと思いますが、社会人生活二十数年の自分が途方にくれていても誰も相手にしてくれません。それくらいやって当然だろ?いや、その通りなのですが、それが出来てりゃこんなアホなエントリー書く訳も無く・・・

 ・・・

と、四の五の言っていても何も解決しません。GWがあけると再び怒涛のような日々が戻ってくるのが判っています。

とにかくやっつけないと。
だめですね。修行が足りません。

 

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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