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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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オーディオや映像周りは半分仕事で半分趣味。PC周りはどちらかというと仕事がメイン。長生きしてるとケーブルやコネクター、変換プラグなど微妙なパーツが微妙に手元に残ります。それぞれを手に入れた経緯なんて大半は忘れています。でもたとえば引越しダンボールに換算すると全部で多分5箱では収まりきりません。コレでも随分と処分したんですけど・・・

 

これは役に立ったし入手にも苦労したんだよ

そんな事を考えてしまうと、結局一度しか使わなかったそのパーツは手放せなくなります。他にもいろんな理由があってその瞬間には捨てられず、結局しまいこんだ物品の数々。たとえば・・・

大昔のSCSIの終端抵抗やデイジーチェーン用のケーブル。金メッキのちょっと高かったオーディオ用のケーブル。理由があって高い材料を使って自作した映像用の15メートルものケーブル。BNCコネクターからRCAピンジャックの変換コネクターの山。キャノンプラグからRCAピンジャックの変換コネクターの山。引っ越した後に元の10メートルから必要な3メートルだけを切りとったメーター5000円もしたスピーカーケーブルの残りの7メートル分の束。解体したデモセンターで使っていた、なぜか誰の所有物でないからともらってきたスピーカー。5メートルくらいの長さのCAT5のLANケーブルが10本くらい。自作するために買ったアンテナケーブルの10メートル分くらい残った束、酔った勢いでタダであげるよといわれて持って帰ったPA用のマイクロホンミキサー(モノラル)2台などなど・・・

当然コレくらいで終わるわけは無く、実際オーディオと映像系のケーブルだけで引越しダンボールが3箱くらいあります。

なにやってんだろ?

 

でも、本当に役に立つこともあるから始末が悪い

ちょっと前ですがテレビを入れ替えた時には関連するケーブル類の在庫は頭に入っているので本体だけを手に入れてあとはケーブルの山をゴソゴソ。楽勝です。

つい数日前には、なぜかプロ用の映像機材をオフィスの自分の席+たまたま空いていた隣の席に山のように積み上げて使うハメになったのですが、業務用ですからコネクターの形状などが民生用とは異なります。でも、その世界で必要な変換プラグ類の在庫も頭に入っていますから、ざっと機材を眺めた夜に自宅でゴソゴゾ。これも楽勝です。

 

そういえばオーディオ系で言うとかなり変な組み合わせで使っているのですが・・・

民生用の機材ってのはFMのチューナー(コレを単体で持っている人は少ないと思います)とメインのCDプレイヤーくらいで・・・

スピーカーとアンプ (ほぼ同じものが2セットあったりします)
CD-R Recorder (音楽専用。コレも単体で持ってる人は少ないと思います)
DAT (これこそレア)
電源分配器 (こんなの普通は持ってません)
ダブルカセットデッキ (何気にこれも業務用モデル)
5in5outの音&映像のフル・マトリックス・スイッチ
4in2outのセレクター
モノラル8chのPA用ミキサーが2台(経緯は前述。コネクターが全部キャノンプラグ) などなど・・・

よくよく考えると殆どの機材が業務用です。いろんな経緯があって順番にもらってきたり安く譲ってもらったりしてきたのですが、結果的にそんなのばかりが手元にあります。当然それぞれの接続は死ぬほど考えないと、音も映像も出ません。順番に増えたので、接続の流れが微妙に変わるたびに新しいものを買ったりして微妙に残ります。

結果的にですが、これらを同じメーカーの同じ種類、同じ長さのケーブルをどうやったら綺麗にそろえて配線できるかなんてのを半分趣味みたいにやってました。どの道在庫は全部頭に入っていますので、アナログだろうがデジタルだろうが、音だろうが映像だろうが在庫に頭を突っ込んでゴソゴソ。これもまた楽勝です。

そう。こんな時に役に立ってしまうんです。

 

もちろん規格自体が使われなくなってしまったものもあるわけで

大昔のSCSIのケーブルなんて、いまさら使いようがありません。先日も地デジが見れるPCを買ったので接続しようと映像用の細めの同軸ケーブルを探していたときに出てきた細目の同軸ケーブルがよくよく見たら大昔のEthernetの規格10Base-2用の50Ωの同軸ケーブルだったのでさすがに捨てた、とかもありました。

私自身はカタログ以外に収集癖が無いと信じているのですが、冷静に考えて、これも一種の収集癖なのかもしれません。

なにやってんだろ?(笑

 

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bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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