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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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私は横浜市民なのですが、住んでいる場所は横浜市の青葉区。毎日田園都市線で都内の勤務先に通い、たとえばいわゆる関内や石川町、山下町、あるいはみなとみらい地区といった、いわゆる多くの人が想像する「横浜」とはかけ離れた場所に住んでいるわけです。そして、それらの「横浜らしい横浜」にゆくのはせいぜい年に数回あるかないか。横浜市に住んでいながら「横浜」に住んでる意識が希薄な、いわゆる「神奈川都民」とはたぶん私のことですね。

 

そもそもは横浜に地縁が全く無いという事実

そもそも新卒で就職するまでスキーツアーなど以外で関ヶ原を東に越えたことすらほとんどなかった私。仕事は基本的にずっと都内。家も最初は都内のアパートからスタート。横浜、というか神奈川県自体に全く縁がありませんでした。

ただ、その後結婚を機に家を探す中で、どうせなら関西に新幹線一本で帰れて、かつ少しでも関西に近いところ・・・みたいな感覚で多摩川を超えて田園都市線を西に向かい、まずは川崎市の鷺沼へ、そして横浜市の青葉台へ、と移ってきました。

ここで一つの問題。そもそも場所になじみはありません。学校をそこで出たとか、そもそも実家がそこにあるなら別ですが、そんなの全くありません。したがってその地域に何かしら所属している意識というのをまったく持ち合わせていません。この部分、さすがに青葉台周辺に住み始めて20年以上も経ちますから、今となっては実家のある神戸よりもよほど長く住んでいます。そういう意味で横浜市という場所への帰属意識はなくはないですが、それとていわゆる「横浜」とは違う、行政区域としての横浜。海までは車で急いでも1時間近くかかったりします。ふむ・・・

 

とりあえずいくつかのきっかけが重なって少し変わった意識

マンションの管理組合の理事の順番)回ってきたのは一つのきっかけ。
下の娘も小学校に入学し、なんとなく自分の町の学校という意識が出てきたのも一つのきっかけ。
ボーイスカウトでビーバー隊の副長をやることになったのも一つのきっかけ。
マンション管理組合で担当する副理事のお仕事の一つで地域の自治会の仕事を少しだけ手伝うことになったのも一つのきっかけ。

なんとなく地域に目が向きます。よくよく考えると横浜市民になってかれこれ25年。今のマンションに住み始めたのは20世紀末・・・というと太古の昔のようです(笑)ですが、とりあえず10年位。仕事が忙しい云々というのも言い訳としてありますが、私にとってなんだか流れとして自分の住んでいる地域に目を向けるタイミングなのかもしれません。

 

とはいえ何をどうしようなんてアイデアもなにもないのですが

そもそもサラリーマンで都内に勤務しているのは変わりませんし、自分の生活の中心となる場が事実上都内であるのは事実です。でも生活基盤は横浜。今まで職住近接なんていう環境にいた経験はないので、これはこれで心地よいのですけれど、なんだか自分にとっての受け取り方が微妙に変わってきた気もします。

だから、なに?

いや、よくわかりません。
でも、少しそんなことを考える余裕?というか年齢になったのかもしれません。

 

bibendum_iwa

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岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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