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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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2008年8月18日 »

昔の話ですし、当時の関係者の方に迷惑をかけることも無いだろうからということなのですが、思い起こせば1995年。当時IBMで宣伝(正確にはアウトソース先に出向の立場だったのですが)を担当していたのですが、あるとき上司から呼ばれました。

「お前さぁ、大和(事業所)のとき、デモとかプレゼンの資料作ったりとか散々してたよね?」
「まぁ見栄え一発の資料とかばかりでしたけど」
「いや、見栄えが欲しいって言う話があってさ」

昔のことなのでよく覚えていませんが、たしかきっかけはこんな感じだったと思います。

「で、何するんですか?」
「いやさぁ、検索の画面を作ってくれって相談が来てさ」
「検索ですか?DB組めって話ですか?」
「いや、紙芝居で良いんだ」
「何ですか?それ」


さっぱりわかりませんがそのうち関係者が説明に来ました

曰く、「ドラマの中で主人公がある人の情報を探すシーンがあり、でも当時は写真まで検索できるようなシステムってまだ大変なので、そういうふうに見えたら格好良い。基本的な流れは既に脚本があるので、それに合うようなこんな画面とこんな画面が出る絵を作って欲しいんですが・・・」

うわぁ、テレビのドラマの中に出てくるんだ。えー、どうしよう。なんだか面白そうだし、話を聞くとLotus Freelance (当時のIBMなんで(苦笑))で紙芝居にしちゃえばいいんじゃん。

え?なに?ギャラ(制作費)も出るの?しかも個人に?やったー!


作りました。紙芝居。

しばらくすると、検索する対象の人の顔のデータが来ました。画面のデザインと流れは絵コンテ状態でいくつか案を出して制作側に決めてもらい、チョコチョコっと作って・・・ でもちょっとくらい仕込んでもわからんだろうなーと思って、絶対にアップになる検索結果画面の顔写真のちょっと下に、なんだかわからないような感じで 「IWANAGA Sysytem Creative」 (これはよく覚えています)と入れちゃいました。へっへっへ。これでテレビのドラマに名前が出ちゃうかもー


出来上がったデータをMO(笑)に書き込んで制作に送って、とりあえずお役御免

たいした操作は必要ないし、撮影のスケジュールは流動的なので、現場での操作などについては制作の方にお任せしました。ちなみに、番組のエンドロールのクレジットに名前を出せますが、どうしましょうか?という相談が来ました。いや、正直、考えちゃいました。

美術協力 IWANAGA System Creative
 これは画面に書いちゃいましたが、まぁ誰にも迷惑はかけない

美術協力 岩永慎一
 会社からもこれで良いんじゃない?と言われましが、根が臆病者なので躊躇してしまいました。

結局、当時出向していた先の名前を出していただき、一件落着。ただ後から考えると、この画面を操作するのは主人公なので、操作を少し面倒くさくして撮影に立ち会うようにすれば本人に会えたのですが、当時は(も)真面目だったので、現場の手離れのよさとか段取りの大変さとかを気にして、極力簡単に操作ができるようにして、自分が立ち会って迷惑をかけないようにと頑張ってしまいました。今になって思えば・・ あ~あ、って感じですけどね(笑


取材モノとかでもよくある話で、放送時点ではそれほど長い時間出るわけではないのですが

とりあえず放送日は教えていただいていたので、ちゃんとビデオにも撮りました。非常に重要な役割をする画面なのですが、実際に出てくるのはほんの少し。でも、まぁ、そんなもんだし、片手間で作ったのがそのまま出るってそれはそれで滅多にある話でもないし、と、いい思い出になりました。

で、なんで、そんなのを思い出したかって?いや、そのドラマ、色々な経緯があってDVD化されていなかったのですが、どうやら9月に発売されるんです。通勤で使う東急田園都市線の中で流れる映像のCMで見てしまいました。

あ~、どうしよう・・・

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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