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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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ニッパチ。つまり2月と8月は特にビジネスイベントは端境期です。理由は色々あるのですが、一番判りやすいのが、「正月を挟んで準備するのが大変なので2月は休み」&「夏は暑いしお客さまも夏休みでイベントなんかに来ないんで8月も休み」という感じでしょうか。(本当はもっと深い意味がいっぱいあります)

でも本番が無いだけで、実はそれぞれ結構たいへんです。


8月は秋に向けた仕込みで何気にバタバタ

規模にもよりますが、例えば2ヶ月前には集客を始めるくらいのものだと、企画と場所は更に1ヶ月前くらいには大体方向が見えていないと何も出来ません。都合3ヶ月仕事。例えば10月にセミナーをやろうとすると9月の頭には告知活動を始めないといけません。ということで、8月はバタバタすることになります。混む時期だと会場の場所取りは更に何ヶ月も前から動くことになります。

いきなり来月200人くらいの規模のセミナーやるぞと言われても、場所も集客も何もかも無理なことが殆どですが、たまにいきなり言われて、ゴミ箱を蹴っ飛ばしたくなることもあります。が、そこは大人になってやんわりと目的やら何やらを整理してからきちんとやりましょうよと説得することになります。


先に開催日を決め撃ちで仕込めと言われる時

使いやすい会場は、やはり随分前から埋まっていることが殆どです。特にリピーターが占有しているスケジュールを動かすことは殆ど不可能です。ということで、思惑は色々ありつつも場所優先で日程を決め、それにあわせて必要な人のスケジュールを押さえてという段取りが多く取られるのではないかと思います。

ただ、それでも諸般の事情により「絶対にこの日に」という条件がつくこともあります。当然他に色々条件がつくのですが、全ての条件を上手く満たせることは滅多にありません。やはりゴミ箱を蹴っ飛ばしたくなります。が、そこも大人になってやんわりと来て欲しいお客様への周知の時間やら何やら必要なリードタイムとかお客さまの都合を考えましょうよと説得することになります。


開催だけ決まって内容が決まらない時

これは意外なほど出くわします。基本的なお題というか取り上げるべき製品やソリューション、サービスなどは当然決まっているのですが、それを誰がどういう風に喋るのか見せるのかが決まらず、極端な場合にはいつ出荷になるのか、価格はどうなるのか決まらないまま準備に走ることも無くはないです。

もちろんこれらの全部が決まらないと企画が成立しないのでイベント屋としても気楽に「無理です。無駄です。止めましょう。」といえるのですが、諸般の事情により何とか形にする必要がある場合も。これもゴミ箱を蹴っ飛ばしたくなりますが、そこは大人になって最大限予想できる範囲での条件を整えて、コンテンツには一切タッチしないという卑怯な態度に出るしかなくなったりします。まぁ、パネル作るくらいまでは踏み込みますけど。



いずれにせよ、2月8月は色々と考える余裕がある月です。

もう8月も終わりますが、裏側で色々なドラマを繰り広げつつ、かわいそうなゴミ箱はボコボコになりつつ企画を進めるのがイベント関連の仕事をしている人の「ニッパチ」でしょうか。ただ他の方から見るとイベント屋は本番以外は結構暇そうだなとか言われます。でも、それなりに苦労してるんですよ。

と、やんわりと自己主張。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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