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ネットベンチャー経営の合間に、感じたこと、考えたことをダラダラ書きます

« 2006年2月2日

2006年2月3日の投稿

2006年2月4日 »

色々な会社で、また会社間で、プロジェクトチームというスタイルで業務を行うことはあると思います。最近、このプロジェクトチームを成功させるのは、難しいと痛感しています。

タスクフォースが、正しい呼び名と思いますが、定義としては、明確なゴールにむけて、一定期間(そんなに長期間ではない)必要なスキルをもったメンバーを、従来の組織とは違うテンポラリーなグループに所属させ、運営するチーム…だったと思います。(うろ覚えですけど、感じはあってる)

要は、大組織で行うより、機動性に溢れ、意思決定サイクルが短く、短期決戦でが~っと勝負をつけるための組織編制といえます。

さて、10人のメンバーが、あるリーダーの下に集結したとして、10人中何人が、充分なスキルと責任感を持っていれば、プロジェクトは成功するでしょう?

答えは、リーダーがアホだと、メンバーが全員優秀でも駄目というのが、僕の実感です。

リーダーの仕事というのは、目標の設定とワークロードの配分、スケジューリング、進捗管理、予算管理など、メンバーが実力を発揮するためのお膳立てをする仕事なのですが、不適切な人がやると、本当に悲惨な話しになります。

1)目標の設定もしくは目標をサブゴールに分割して、達成しやすく設定することができずに、全員疲労困憊するが、何にも生みださないパターン。

2)目標は設定するが、HOW?に関しては、何も決められない。この場合は、疲労困憊すらできない。

3)目標設定し、HOW?も定義するんだけど、管理が出来ない人。混乱の極みになって、結局納期を大幅にオーバーということになる。

4)上述1)~4)は全部一応するが、パッションがなく、命令を上から下に投げるだけのパターン。結果はゼロ。

5)その他、色々。

このように、特にプロジェクトチームのような、短期集中型のタスクをもった組織においては、リーダーの果す役割は、特に重要です。またリーダーに求められるスキルは非常に複合的であり、普遍的なものです。

日本の小中高教育は、高度成長期の産業界の要請をうけて、心優しきフォロワーを育成することが主眼になったままです。リーダーを養成するようなカリキュラムは、少なくとも公立校ではなさそうです。逆に、そういうリーダーを養成することを回避する傾向にあるようにも思えます。非常に憂慮すべきことだと思います。

徒競走で順位をつけない、テスト成績の順位は公開しない、差異を認識することを差別と位置づけるメンタリティの中では、破天荒なリーダーは、生まれてこないような気がして絶望的になります。

lonesome

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金田直之

金田直之

株式会社ニューズウォッチ社長。ニューズウォッチは、独自の自然言語処理技術をもとに、法人向けニュース、サイト内検索ASPのトップランナーであり、最近では、運営サイトであるフレッシュアイでnewswatch@fresheyeというユニークなニュースサービスも行っている

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