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Open webOS1.0がリリースされました。そこで前回同様動作させてみます。
ビルド及びUbuntu上で動作せるのは、前回と変わりません。このページを参考にビルドします。ビルド時間は相当かかりますが。
1.0になってちょっと変わったかな?程度でした。これで最初のゴールは到達しましたが、終わりなわけではありません。
"オープンソース努力を支えるHP, WebOS開発に正社員デベロッパ50名を募集"にもあるとおりwebOSの開発者を募集しています。
HPがwebOSをどうしたいのかは、未だに明らかになっていません。TouchPadの悪夢を繰り返すとは思えないため、違うシナリオを実行することになるでしょうが、どのような戦略で市場に返り咲くかはまだ分かっていません。
iOSのマップ失敗、Androidの分裂、Windows Phonenの苦戦、BlackBerryのOSリプレイの遅さ、Firefox OS未登場等を考慮に入れるとモバイルデバイス市場でwebOSの入る余地がなくもないかなと思わなくもありません。ですが、プラットフォームが乱立している状況で、他よりも魅力的であることをアピールできなければ、同じ失敗を繰り返すだけです。
私はwebOSはまずはPC上で動くプラットフォームとしてスタートしてもいいのではないかと思うのです。ChromeやFirefoxのブラウザ上で動くアプリ(サービス)もありますし、AndroidアプリをWindows上で動作させるBlueStacksやPhoneGapと同じ方式を取るMapGapの様にベースプラットフォーム上に別のプラットフォームを動かす方式です。
アプリとプラットフォームは鶏と卵の関係です。後発のグループがアプリがないとスタートも切れない御時世です。このため、ハードだけ出しても回りをせかないといけませんが、最初に仮想プラットフォームを世に出してから端末を出す戦略もありではないかと思うのです。
webOSが市場に戻ってこれるのか、それともこのままに終わるのか未だに分かりません。ですが、Androidの分裂やiOSのマップ失敗などを見ていると現在のプラットフォームが長期に安定することが出来ないと証明でもあります。
このため、webOSのチャンスもなくもないと思いますが、どうなるでしょうか。OSが乱立して混沌としているほうが競争が激化して進化が速くなるものですから、webOSが戻ってくることは市場に刺激を与える意味でもいいことだと思います。
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