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マウスはLogicoolと決めています。このため、Wireless Mouse G700(以下G700)を購入して使ってみました。右がG700で、左がPerformance Mouse M950(以下M950)です。

ファーストインプレッションは、クリック等をする上面の質感は良いのですが、両脇はざらざらするプラスチック感は安っぽく感じました。

また、裏面から移動の読み取り箇所が、MXよりも先頭にもって来ました。動作に違いがあるのかと思ったのですが、分かりませんでした。また設置面が3箇所から4箇所に増えていますが、どの程度すべりに影響があるかわかりませんでした。スクロールホイールの抵抗はM950より重いと思いますが、こちらのほうが良いですね。

G700の一番の特徴は、カスタマイズを前提としてボタン類です。LogicoolのマウスはSetPointでボタンの役割を変更できます。私はデフォルトのまま使っていました(右、左、スクロール、オートスクロール切り替え、戻るぐらいしか使わないので)。

G700は、右・左クリックとスクロールホイールのほかに、9個のボタンがついています。そのボタンをSetPointで細かく設定も可能です。

ここで"うざい"と思うか、"おもしろい"と考えるかは人によるでしょう。

私は戻るボタンくらいしか使用しないのですが、ボタンの位置がいつも気に入りませんでした。深く握る私の親指に最も近いのは、進むボタンです。進むボタンと戻るボタンでは使用頻度は圧倒的に違います(進むボタンを戻るボタンよりも多く押す人ってどれだけ違うのだろうか)。

カスタマイズするほどではないと思っていたのですが、G700ならば親指で操作できる箇所に4つボタンがあります。そのうちG4/5の両方を"戻る"を設定します。おかげでボタンの押し間違いはまったく発生しなくなりました。

また、人差し指の近くにあるボタンも気に入りました。Logicoolのいくつかのマウスはこの場所にボタンを配置することがありましたが、その多くは使いづらいと思っていました。MX110にもあったのですが、そのボタンを常用する場合指を動かさなくてはならず、あまり良い位置には見えませんでした。

ですがG700のボタンは押しやすい位置(G10/G9あたりは)で、さらに指にしっくり来る形状なのです。これでこのボタン類を使用する頻度をあがるのではないかと思います。私はFirefoxとChromeを割り当てましたが、非常に便利です。

全てボタンが押しやすい位置にはありませんが、G700を使ったと、右・左クリックボタン、スクロール、進む・戻るボタンのみのクラシックなマウスは時代遅れに見えました。

G700がユニークな箇所はボタンだけではりません。無線及び有線のどちらでも動くところです。M950は有線で充電はできていましたが、有線でデータ通信していたわけではありません。G700は、両刀使いになっています。ゲームは無線では不十分と言われているため、有線が必要なのでしょう。

また、M950の有線ケーブルはあまり長くありませんでしたが、G700は延長ケーブル付なので、足元にPCをおいている私には都合が良かったです。

G700は両脇の部分が好きではありませんが、ボタンのカスタマイズと位置(人差し指の横)に関してはM950よりも良いですね。私は、M950とG700ならば、G700を選びます。

櫻吉 清(さくらきち きよし)

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