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ノートPCが来たらキーボードを評価をしなくてはなりません(と思う)。

ThinkPad Edge 13"(以下Edge 13)は、アイソレーションキーボードを採用しています。

サイズの比較としてThinkPad X201sと重ねてみました(左端を合わせていないように見えますが、上と左は合わせています)。

ThinkPadシリーズは、7段キーボード(新・旧)、6段キーボード、アイソレーションキーボードと3パターンあります。アイソレーションキーボードでもThinkPad X100eとはまた違っています。イベントではX100eよりもEdge 13のほうがストロークが深いと伺いました。

このため、その実力を測るためにEdge 13でブログの下書きしてみました。

概ね悪くはありませんが、なめるようにキーをたたく私はやっぱりアイソレーションキーボードは指が引っかかりますね。このあたりはX100eでも経験しているので、しばらくすると回避できるようになるのですが、ThinkPad USBキーボードから移行するとだめですね。

それ以外のキータッチは、現行のThinkPad USBキーボードよりも若干押すときに抵抗が強いかな?戻るときも若干早い(強い)かな?と思う程度ですが、Edge 13からUSBキーボードに戻るとあまりにもその差に驚きます。Edge 13は重いですね。

ただし、それでも概ねキータッチはThinkPad風です。

キーの配置で一番違和感を感じたのはPrtScです。通常は右上にあるものですが、右下に移動されています。PrtScの需要がどの程度あるかわかりませんが。後メニューキーがないですね。いえ、いりません。

後は、ファンクションキーがデフォルトが、スピーカーなどをOFF/ONなどをするキーになり、F*はFnの同時押しになります。通常のPCの逆のパターンです。これはBIOSで逆転できるそうですが、Edge 13の対象ユーザはどこに向いているのかでわかります。やはり企業向けでないラインナップなのでしょう(私もファンクションキーはF5以外押しませんが)。

キーボードサイズはThinkPad系列はほとんど同じです。ThinkPad USBキーボードは、左右28.5cm、上下12.7cmです。X201sの左右28.4cm、上下12.7cmです(微妙にX2xxは小さいのね)。Edge 13は左右28.2cm、上下10.6cmです。土台部分を考慮に入れていませんが、やはり6段アイソレーションキーボードは、小さくすみますね。

12.1インチ16x10ワイドよりも13インチ16x9ワイドのほうがキーボード的に余裕があるように思えます。12.1ワイドでもキーボード入れるの製作側の苦労がしのばれます。このように思うと、キーボードサイズに余裕があるThinkPad Xの13インチシリーズが消滅したのは残念で仕方ありません(コストを考えると妥当な判断ですが)。

後、気になったのは左下のパームレストが熱くなるところで、ぎりぎり不快にならない程度です(X61の無線LANを使ったときほどではない)。ファンの熱もそうでもないので、どうしてこうなっているのでしょうか。

私はアイソレーションキーボードのように隙間を空けるのは打ち間違い防止にもいいと思います。実際にはEdgeのキーボードを打つことで打ちまちがいの発生率は減ったと思います。ですが、角がたっているキーは指に引っかかることがあります。キートップを少し丸めてくれると助かります(同じ感想を持つユーザはどの程度いるのだろうか)。

【ThinkPad関連】
赤いThinkPad Edge 13"がやってきた(ベンチ編)
赤いThinkPad Edge 13"がやってきた(将来のロードマップ予想)
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櫻吉 清(さくらきち きよし)

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