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根も葉もない噂からまともなニュースまでを取り上げます

2005 JCF

2005/07/19

名古屋で開催されている2005 JCFを取材している。

日本IBMとダッソー・システムズが主催しているPLMカンファレンスで、今年で6回目。名古屋での開催は初めてで、これはダッソーが愛・地球博のフランスパビリオンに出展していることとのからみもあるそうだ。名古屋のおかげかどうか、トヨタ自動車役員の講演も予定されている。

現在、1日目のゼネラル・セッションが2本終わった休憩中。15時より第2部がスタートし、夕方に記者会見が行われる。

なお、PLMという考え方は相当に幅広いが、今回はダッソーのソリューションが中心なので、設計・開発の最適化・効率化がメーンになっている。

いづもと

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コメント
NABENO 2005/07/20 23:30

井津元さんお疲れ様です。
名古屋からの速報ですね。
開発の最適化と効率化は確かにPLMの主題で良く取り上げられていますね。
製品のライフサイクルがどんどん短くなっていることから開発リードタイムにフォーカスされるのはよく理解できるのですが、保守サポートと廃棄(リサイクル)に関するPLMソリューションも同様に大事ではないかと考えるのはプロセス産業出身者のみの感覚なのでしょうか。
こういう領域のネタがあれば、個人的には興味があります。記事楽しみにしております。

Maimai 2005/07/21 14:37

PLMって言葉自体はもう目新しくはないけれど、なかなか浸透しない、というか、わかりにくい、って感じがします。
名前のとおり、コンセプトは開発からリサイクルされるまでのプロセスを含んでいるはずなのに、Time to Marketばかり注目されてる気は確かにしますね。
愛・地球博に行って、地球の将来が心配な私としては、PLMがリサイクル段階までつながって欲しいと思います。

いづもと 2005/07/22 01:48

NABENOさん、Maimaiさん、コメントありがとうございます。

リサイクルといえば、PLMでもトレーサビリティ系が注目されていて、AMRリサーチのブルース・リチャードソン氏も日立が提唱するECO&PLMに注目しているようです。このコンセプトは、明確にリサイクルをうたっているわけではないのですが、そこにつながります。

環境問題は、たとえば会社でコーヒーや水を飲むときに、自分のマグカップを持ち込むなどして消耗品をできるだけ使わないようにする、ゴミをきちんと分別する、などといった「小さなこと」をきちんと実行して、まわりを巻き込めればいいなと感じています。

こうした問題の解決にITが役に立つのであればうれしいです。当面、大きなことは国家の仕事なので、私は小さなことからきちんとやっておきます。


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プロフィール

井津元 由比古

井津元 由比古

1976年、神戸市生まれ。
京都大学経済学部経済学科卒業後、外資系SIに入社。
2000年、ZDNet Japan(現ITmedia)で主にビジネスアプリケーションを担当する記者に。
退職して2003年より月刊誌編集長。
2005年、有限会社ライトセブンを設立。

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