IT以外のことでもたまに書くのは許されるらしいので書いてみる。ITにしか興味のない人は読まないでください。
昨日、非常に興味をひかれるニュースに接した。そのまま引用すると著作権がどうのこうのとうるさいので、サマリを。
『仕事上の失敗をした会社役員の男性に言いがかりをつけた元暴力団員が、医者に麻酔を打たせた上で小指の第1関節を切断させた』
ニュースソースによって、「医者も一緒になって言いがかりをつけた」「医者はその後(傷口を?)治療した」(でも指をくっつけようとしたのかどうかはわからない)などとさまざまだったのだが、私が不思議に感じたのは、「指詰め」についてだ。
指詰めは、その痛さが第1、次に指がなくなることへの恐怖、そして指のない生活の不便さ、という順番で苦痛を与えるものだと考えていた。つまり、指詰めの瞬間が悪事に対する最大の罰であり、続いてそれまでの恐怖、詰められた後はそれほどたいしたことはない、と考えていたのだ。ネットでは、詰める>詰める前>詰めた後とでも表記すればいいのだろうか。
ところがこのケースでは、詰めた後に重きを置いていると考えられる。麻酔が全身麻酔でなければ、詰める前も多少は恐怖を感じるだろうが、麻酔のない恐怖よりましだろう。そうでないとすれば、会社役員のやったワルイことが苦痛を与えるほどではない、と判断されたのだろうか。
ネットで検索して調べてみたのだが、詳しそうなサイトを見ても、「相手への恭順を、苦痛を我慢することで示す」(指詰め時)「小指がないと力が入らない」(指詰め後)など、どこに重きが置かれているのかよくわからない。
気になるので、詳しいひとがいたら教えてください。