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変な発表会

2005/08/31

「電子メールもFAXもDBで一元管理――オラクルがCollaboration Suite 10g発表」(発表の中身はこの記事へ)

この記者発表会は、プレス/アナリストの前にずらりとPCが並べられ、Collaboration Suiteに直接ふれられるという珍しい趣向で開かれた。

実際にさわったのは旧来のコラボレーションツール(インターネット会議ツールのようなもの)にもあったチャットやアンケートなどと、簡易なエンタープライズコンテンツ管理機能だけ。「だけ」ではあるのだが、説明を聞く「だけ」なのと実際に動かすのではまったく違う。日本オラクルのエンターテイナー、西脇さんのプレゼンは相変わらずで、うけることにすべてをかけている。印象はよい。

さわってみた範囲では、使い勝手に少々難ありと感じるところもあった。たとえば、タブインデックスのナビゲーションがデフォルトだと通常とは逆に右から左へと流れる。とはいえ、Collaboration Suiteそのものには、出てきたころから注目してきた。今回のバージョンアップでカバーする範囲が広くなった。きちんと評価されればもっと売れていいとは感じる。

ただ、結局のところチャットより電話の方が話が早い。アンケートもそれほど頻繁に使うことはなさそうだ。幸いなことに、Collaboration Suiteはカバーする範囲が広い。「業務でこういう使い方をすればすごく便利」という新しい提案がほしいところだ。

いづもと

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コメント
NABENO 2005/08/31 23:47

確かにCollaboration Suiteは面白い製品ですね。
PCの領域ではどうしても二番煎じに見えてしまうので個人的には携帯をメインのプラットフォームにしてみるのも面白いと思います。
第4世代携帯が出るころには、デファクトになってるかも・・・。NABENOでした。

snuga 2005/09/01 10:31

たしかに。変なというか面白い発表会でしたね。アンケートも万単位の従業員がいるような大企業が一斉にやったりしたら、いろんなことができるのかもしれません。

たかはし 2005/09/02 15:21

そうか、西脇さんは日本オラクルのエンターテイナーだったんですね。納得(そんなところで納得してどうする!)。コラボ系ソフトって、商売になるのでしょうか?

西脇 2005/09/05 18:41

オラクルのエンターテイナー西脇です。
納得してください。どんな(マジメな)製品でもおもしろくしますよ。(ってどう言う意味だ!?)


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プロフィール

井津元 由比古

井津元 由比古

1976年、神戸市生まれ。
京都大学経済学部経済学科卒業後、外資系SIに入社。
2000年、ZDNet Japan(現ITmedia)で主にビジネスアプリケーションを担当する記者に。
退職して2003年より月刊誌編集長。
2005年、有限会社ライトセブンを設立。

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