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9月1日、マイコミジャーナルさん主催の「ジャーナルITサミット-2010 仮想化セミナー」で基調講演を務めさせて頂きました。ご清聴下さいました参加者の皆様、ありがとうございました。

このセミナーでは、運用管理・ソフトウェア・ハードウェアの3つの観点で、Hyper-Vを用いた仮想化基盤の構築運用を実現するノウハウを、アクセンチュア(私)+マイクロソフト(藤本さん)+IBMさん(東根作さん)がそれぞれを受け持って講演しました。

マイコミジャーナルさんの以下の記事が詳しいので、詳しくはそちらをご覧ください。

【当日レポート(速報)】
 ■仮想化時代のIT成熟度モデルなどを披露
 http://journal.mycom.co.jp/news/2010/09/01/087/index.html

【事前レポート】
 □仮想化導入を"サーバ削減"で終わらせないための指針
 http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/08/06/virtual1/index.html

 □「仮想化/クラウド導入には認証基盤の整備が不可欠」
 http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/08/17/virtual2/index.html

 □「仮想化向けサーバ選びでは、従来とは異なる考慮が必要」
 http://journal.mycom.co.jp/news/2010/08/23/004/index.html

1時間10分の枠を頂いていましたが、質疑応答を十分に取る事ができませんでした。2名ほど質問を希望された方がいらしたかと思いますが、そのうち1名の方しかお話をうかがう事ができず、申し訳なく思っています。

さて、今回のセミナーで私自身も新しい気付きがありました。それは、IBMさんのeX5(エックスファイブ)という新アーキテクチャを採用した第5世代のx86サーバです。これまではシスコ社がリリースしていたUCSサーバがダントツの1ソケット当たりメモリ容量(48DIMMスロット)を誇っていたのですが、それを1.5倍ほど上回る巨大メモリ空間(64DIMMスロット)を持ったx86サーバの登場です。

参考までに、この件に関する考察は旧ITmediaの新野さんがうまく整理しているので、そちらのリンクを紹介します。
http://www.publickey1.jp/blog/10/flexmem_bridge.html

これから先(数年後)は、大容量メモリ空間とI/Oを如何にして効率的かつ安定的に扱うことができるのか、という点が仮想化時代のH/W選びのポイントになってくるでしょうね。

さいごに余談ですが、このセミナーで過去に仕事をご一緒した方がいらして下さったのが嬉しかったです。IT業界というのは時間の流れがとても早く、ほんの数年前の出来事もはるか昔のことのように頭に浮かび、ちょっとした郷愁を感じてしまいました。

NAKA

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中 寛之

中 寛之

アクセンチュアに勤務。
ITIL Managerとして、システムインフラのコンサルティングを中心に、業務領域まで幅広く担当しています。

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