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最近、地域マスコットが賑わっております。少し前は、お坊さんの頭から鹿のツノが生えた、一部では罰当たりとも揶揄されていた” せんとくん”のお陰で、色々な地域にマスコットがいることが分かってきました。

その中で、私が今一番アツイと感じているのが、”超神ネイガー”なのです。
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/


まずキャッチコピーがアツイ!

「秋田県民の、秋田県民による、秋田県民のためのヒーロー計画」と言い切っている潔さ。 リンカーンの名演説を髣髴させるその言葉に酔いしれる秋田県民がどれほどいることでしょう。

掛け声もスゴイです。

「豪石(ごうしゃく)せよ、アキタ・ケン!」

アキタ・ケンとは主人公の名前であり、そのあまりにも直球勝負のネーミングには驚きを禁じえません。なお”豪石”とは、秋田弁で怒る・ 叱るを意味する「ごしゃぐ」の音を踏んでいるそうです。

モチロン突込みを忘れてはいけないのが、その立ち姿! ナマハゲをベースにしているというその容姿は、 最近の仮面ライダー顔負けのカッコイイデザインであり、「次回作の仮面ライダーだよ」と言われたら、 そのまま信じてしまう人が続出するであろうスタイリッシュなのです。とてもナマハゲとは思えません。

実は名前そのものもナマハゲの「泣く子はいねぇが~」という決まり文句から取られています。


ネイガーの武器もツボを押さえています。

まずはキリタン・ソード。秋田と言えばキリタンポです。お約束です。必殺技は「比内地鶏スラッシュ」と「比内鶏フラッシュ」 と呼ばれており、後者の方は天然記念物並の超絶威力が炸裂します。

秋田の魚といえばハタハタが有名ですが、当然武器になっています。その名も「ブリコガン」。ハタハタの卵をブリコと呼ぶのですが、 その素晴らしく美味なブリコを惜しげもなく放ち続ける贅沢な銃です。必殺技は「男鹿ブリコショット」という名前ですが、 別に叫ばなくともブリコは飛んでいきます。

他にもヒーローモノに定番の乗り物も充実しており、なかでもコンバイン「二条刈」は燃える男にピッタリの赤いデザインが映えます。 謎のライバルとして、タラ・バズーカを肩に掲げた「アラゲ丸」が登場したり、怪人ハンカクサイが現われたり、 とても秋田ローカルだけで完結しているご当地ヒーローとは思えないほどの充実ぶり。


そのあまりのコダワリぶりに、これまでにもNHKから取材を受けたり、ファミ通に紹介されたり、 SPAで取り上げられたりとなかなかメディアに露出しているヒーローでもあります。

他にも面白いご当地ヒーローがいたら、是非教えてください。

NAKA

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中 寛之

中 寛之

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