欧州の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 欧州の視点

あまり紹介されることのない欧州系ITニュースが読めるブログ

« 2007年11月7日

2007年11月8日の投稿

2007年11月11日 »

BBCが今年7月にベータとして開始したキャッチアップサービス「iPlayer」、対応OSが「Windows XP」に限定されていることから、オープンソース陣営、Macユーザーの批判を受けてきた。これに加え、BBCの幹部がLinuxユーザーの数として大幅に低い数値をあげたことから、さらなる非難を浴びている。

BBC未来メディア・未来技術担当ディレクターAshley Highfield氏は、メディアの取材を受けた際、自社サイトにアクセスするLinuxユーザーの数を推定「400~600人」(週間)とした(Macユーザーは5%とのこと)。氏は、MacとLinuxに対応するにあたり、十分なニーズがあるか(採算がとれるか)を示すために、この数字を引用したようだ。

国営放送BBCのサイトには「週間約1710万が訪問する」(Highfield氏)。400~600というのは、あまりにも少ないということで、オープンソース側が調査に乗り出した。この数値をおかしいとするグループがFacebook内にできたほか、電子陳情もあげられたようだ。

Highfield氏はその後、BBCのブログにて、週間の訪問者数を1220万人、このうちLinuxユーザーを「36600人~97600人」に訂正している。これは、全体の0.3~0.8%にあたるもので、オープンユーザー側はこれでも少ないとみているようだ。このブログに対し、数百ものコメントが寄せられた。

オープンソース派の抗議として、「BBCのTV番組、ラジオ番組を視聴するのに、どのテレビを使うのか、どのラジオを使うのかは関係ないのに(コンピュータではOSにより制限される)」などの声がある。

さてiPlayerだが、年内にMacとLinuxでストリーミング版が利用できる模様だ。Highfield氏はその後、ブログにて再度謝罪しており、BBCの方針について説明している。

sueoka

« 2007年11月7日

2007年11月8日の投稿

2007年11月11日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

末岡 洋子

末岡 洋子

欧州在住、フリーランスのライター兼ジャーナリスト。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2012年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
eu
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ