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1992年に書かれたこのSFをなぜいまごろ読んだかといえば、これを読んでないとセカンドライフについて語る資格なしかなぁと思ったからなのでした(いやべつに語りませんけど)。
セカンドライフ(SL)のβアナウンスは2002年ですが、創業者のコリー・オンドレイカがいろんなところで言っているように、アイデアはさかのぼること10年前の、ニール・スティーブンスンによるこのSFにインスパイアされて出てきたもの。
1992年といったら、Windows 3.1が発売され、インターネットでは「日本初のホームページ」が誕生した年。それがまぁ、グリッド的発想あり、立体Google Earthありで、技術やハードの制約がない分、実際のSLよりずっとおもしろそうな世界が広がってます。
SFってそういうものなのかもしれませんが、論理爆弾とか、メタバースでアバターが死んだ場合の処理方法とか、ハッカーな人が読んでも破綻してないんじゃないでしょうか。
著者の謝辞には「メタヴァースの構造を考えるに当たっては、アップル社の『ヒューマン・インタフェース・ガイドライン』を参考にした。」(早川書房版「謝辞」からの引用)と明記されています。なるほどー。さくさく都合よくいかないリアルさはそこからきているのかも。
話は違いますが、渡辺千賀さんの「セカンドライフとかけてゴルフと解く。その心は・・・」にかなり納得した澤でした。
先週、負けなしのチェッカー対戦ソフトのニュースがありましたが、今度はポーカーで人間とコンピュータが対決するそうです。
対戦するのはポーカーの世界チャンピオンのフィル・ラーク氏と、チェッカー対戦ソフトを作ったアルバータ大学のポーカープログラム。ラーク氏は数年前に同校のプログラムと対戦して勝っています。
チェッカープログラムは負けなしだそうですし、チェスもこのところコンピュータが人間に勝っていますが、ポーカーはどうでしょうか。同校の研究者は「ポーカーは相手のカードが分からないので(チェスプログラムを作るより)ずっと難しい」とコメントしています。
試合はカナダ時間の23日。結果が楽しみです。
以上、広瀬でした。
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