ネタがないときは「あるある」ですが、あるあると一言で言っても・・・
ITに強いビジネスライターの森川ミユキです。
実を言うとネタのストックはあるのですが、若干調べたりするのが重たいなあというものばかりだったりします。
こういうときは一からネタを考えるほうが楽なのですが、先日もそんなことがありました。しかもその割にはちょっとだけウケたりしていました。
その投稿がこれです。
たぶん「解像度を上げてください」と言ってもなかなか思うような回答は得られない気がします
本当にネタがなくて苦し紛れにひねり出したネタだったのですが、書くのは比較的楽でした。その割に賛同・共感してくださる方が多かったようで、理由を考えてみたんですね。
Facebook等でのシェアへのコメントを見ていると、「解像度」という言葉にモヤモヤしている人がどうも多いようなんです。中には露骨に嫌悪感を抱いている人もいましたが、まあそこまで憎まなくてもと私は思います。
それはさておき、さてはこれは「あるある」だなと思い至りました。「コンサルあるある」みたいな、そういうのだな、と。
ならばネタがないときは、「あるある」がいいんじゃないかと。
じゃあ、「あるある」って何なんだろう? まあ、共感される話題でしょうか。なら「共感されることを書けばいいんだ」と一瞬思ったのですが、何が共感されるのか、そんなことがよくわかっていないから、普段はあまりウケないんじゃないか――と、すぐに気がつきました。
こういうときは分析です。
たとえば上の投稿であれば、これはモヤモヤですよね。私のモヤモヤ感(違和感でもいいですけど)に共感してくださる方がけっこういたということではないでしょうか。
では、あるあるネタを集めているサイトを見て、軽く分析してみたら、人が何に共感するのかがわかるのではないか?
世の中、そんなに楽ではないと思いつつも、何でもやってみないとわからないということで、やってみました。
まずサンプルがないか探してみたところ、いきなりこんな都合のいいページがあろうとは! 本当に感謝です。
こちらを拝見して、1つ1つの投稿のテーマを挙げてみました。テーマはあくまで私がそう思ったというだけで、作者さんの意図とは違うかもしれません。そこはご容赦ください。
欠点・弱点の自虐(8)/考えたことがありそうな妄想(7)/職業・立場(4)/昔の経験・思い出(3)/趣味(2)
※カッコ内の数字は件数で、多い順に並べました
なるほど。モヤモヤ系(違和感)がなかったのが意外でしたが、それも1つのジャンルとして加えておこうかと思います。
もっとサンプルがあると面白そうですが、そもそもこの記事自体がネタがないのに短時間で書きたくて、こんなネタにしましたので、調査はここまでにさせていただきます。
ところであるあるネタといえば、こちらが面白いと評判のようです。
あるあるネタに「わかるでござる」と共感の声! フォロワー95万人・江戸風マンガの人気アカウントはみんなの"大喜利コメント"も絶妙
上の記事にあるものだけだと、欠点・弱点、考えたことがありそうな妄想、昔の経験・思い出といったあたりが含まれているようです。
このレベルで書こうと思ったら、普段から思い付いたあるあるネタをメモしておくことが肝心かなと思いました。
となれば、
①欠点・弱点の自虐 ②考えたことがありそうな妄想 ③職業・立場 ④昔の経験・思い出 ⑤趣味 ⑥モヤモヤ(違和感)
という観点で、「これって『あるある』になるんじゃない?」と思ったら、すぐメモするようにしておけば一生ネタには困らない上に、ウケる確率も高いのではないかと思います。
私も含めて、あるあるネタを書きたい方のご参考になれば幸いです。
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