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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

11月19日 知識にとらわれる人~"インテリの弱さ"とはそんなことではない(#545)

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松下幸之助さんは、ヘンリー・フォードの言葉を引き、"インテリの弱さ"について説明します。すなわち、優秀な技術者ほど、新しいことをやろうとすると「できない、無理だ」と答えるが、それは知識にとらわれているからではないか。

たぶん、いろいろな知識にがんじがらめになって、行動やイノベーションを起こせないことが"インテリの弱さ"だ、と言っていると思うのですが、私が思うに"インテリの弱さ"とはそういうことではない。

インテリというものは、技術者でも上級公務員でも弁護士などの士業でも全く一緒ですが、世の中の秩序が変わるのが怖いのです。それもその世界で優秀と言われれば言われるほどです。

一生懸命勉強してようやく手に入れた世界の体系。どれだけの時間とコストをかけてここまできたのか。振り返ると遠い道のりです。それが一つのイノベーションで簡単に崩壊してしまう。

イノベーションの結果、自分の知識が役に立たなくなったり、他の者が自分の川上に発つかも知れない。

これほど恐ろしいことがあろうか。まさに"世界の崩壊"です。

なので、インテリは無意識のうちにイノベーションに抵抗します

※無意識だから、今日書いたことを、インテリは認めないはずです。後催眠で変なことをさせられた人が、つじつまのあうような言い訳をしますが、インテリも同じように言い訳をするでしょう。

イノベーションを起こせるのは、インテリではなく叩き上げです。インテリにイノベーションを期待してはいけない。インテリのこのような心情を理解して、うまく使うのがいいでしょう。

たとえば、スティーブ・ジョブズの人の使い方はむちゃくちゃだと言われますが、善し悪しは別として理にかなっています。それは。協力しないと、イノベーションによる世界の崩壊よりももっとひどいことが待っているんだぞと思わせている、という意味においてです。

今日の一言)インテリにとってイノベーションとは"世界の崩壊"であり、もっとも恐怖するものである。インテリのこの心情を理解しないければ、彼らをイノベーションには巻き込めない。

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見込み客には会えるのに、なかなか提案や見積に進めない営業マンっていますよね?

ほとんどの場合、初回訪問で持っていく商談ツールに問題があるようです。

まさかとは思いますが、会社から与えられた商品パンフレットなんかで説明してはいないですよね?

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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