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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

10月2日 クモの巣~リアルが世間か、ネットが世間か?(#497)

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世間はクモの巣で、そこに尋ねることによって、具体的な活動の形が分かってくる――松下幸之助さんは、1974年初版の『社員稼業』の中でこう語っています。

クモの巣――英語に直すとWebです。

Webで検索や議論をして自分の行動指針を探っている現在の状況が、クモの巣という言葉に予言されていたかのように感じました。

もちろん、この感じ方はうがちすぎです。松下さんは、複雑に絡み合っている世間をクモの巣と表現しただけのことであり、ネット上に巨大なクモの巣(Web)が登場するなんて想像もしていなかったことでしょう。ただ、「クモの巣」という言葉の偶然に、どうしても反応してしまうのです。

おもしろいのは、リアルであろうとネットであろうと、世間は結局「クモの巣」的な関係になるということです。

ただし、実際のクモの巣との違いはあります。

実際のクモの巣は、一定の規則にそった幾何学模様として編まれますが、世間のクモの巣は(これもリアルであろうとネットであろうと)たくさん糸が出ている人とそうでない人がいるということです。実際のクモの巣より遙かにいびつなのです。糸の数は、その人の強さと正の相関を持ちます(糸の数は少ないけれど、糸の強さが違うという人もいるので、相関関係はありますが、比例関係にはなりません)。

さて、今の世の中リアルな世間もネットの世間もどちらも重要になってきました。

シェアの時代になり、ネットの世間がこれからさらに重要性を増してくるでしょう。facebookやGoogle+のようなタイプのSNSの重要性はますます高まると思います。

※ここでプチ予言。Googleが登場してきたときのことを考えてください。あのときすでに検索エンジンは飽和状態で、新しいプレイヤーが出てくると想像した人はいませんでした。しかし、ユーザーは既存の検索エンジンに満足していなかったことがGoogleの登場で分かりました。ここで、我々がfacebookiやGoogle+に満足していないことを思えば、第三のプレイヤーがSNSのデファクトスタンダードを作るというのはあながち的外れな予言ではないと思います。さあ、あたるかな?

ネットの世間が重要性を増すという言い方は、いまだにリアルな世間のほうが重要だからです。そして、ネットの世間がリアルの世間より重要になることはないでしょう。

リアルとネットが同等の重要性を持ったときに、両方にバランス良く所属している人が、5年後の勝利者という気がします。

今日の一言)リアルとネットの両方の世間が同等の重要性を持ち、その両方にバランス良く所属している人が強いという時代が数年以内に来る。

ところで、リアルでもネットでも世間というクモの巣を自由に歩き回っているクモは誰なのでしょうか?

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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