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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

9月6日 日に新た~根本とやり方(#471)

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立派な経営理念があっても十年一日のごとくの経営をしていたら成果はあがらない。その時々にふさわしい"日に新た"な経営をしていれば、経営理念に永遠の生命が吹き込まれる――と松下幸之助さんは言っています。

理念は普遍的なものを、経営のやり方は時代・環境に応じて、ということでしょう。

我々は営業のコンサルをやっていますが、営業の根本(的なノウハウ)というのは経営理念同様普遍的なものであり、20世紀はおろか江戸時代から変わっていません。

しかし、営業のやり方は、時代や環境に応じて大きく変わるもので、いま現在で高度成長期やバブル期の営業のやり方はまったく通用しません。

この違い(根本とやり方)があいまいだったり、下手をすると逆(=営業の根本は変わるが、営業のやり方は変わらない)に思っている経営者が多いように思います。そして、このような経営者の下でたくさんの営業マンがしなくていい苦労をしています。

今日の一言、多くの経営者にかみしめてもらえたらと思います。

今日の一言)営業や経営の根本は変わらず、やり方は時代・環境で変わる。経営者が、根本とやり方の区別があいまいだったり、とらえ方が逆になっていると多くの社員が苦しむ。

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営業マンの名刺交換の目的は「たったひとつ」だということを。

プロは「たったひとつ」に全てのエネルギーを集中して名刺交換をしています。

一方、アマチュアは何も意識していません。それどころか使える能力を分散させてしまっている。

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

8月ももう終わりですね。残り3分の1、がんばってやり遂げます。

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