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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

自己紹介が苦手が人は

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企業研修などで自己紹介をやっていただくことが多いのですが、自己紹介の得意な方は正直あまりいらっしゃらないようです。

今回はビジネスの場における自己紹介が、少なくとも平均以上になる方法をお伝えします。

● 残らない理由は職種のせいではない

ちょっと昔。1分間自己紹介のセミナーに参加しました。

この手のセミナーの多くは、自己紹介が一通り終わった後に残酷なことをします。

そう。誰が印象に残ったか、手を挙げてもらうというやつです。

当時のぼくは、今のようなある意味達観した人間ではなかったので、自分の自己紹介が誰の印象にも残らなかったことで、自分が全否定されたように感じてしまいました。

自分を全否定されたと思った人間が次にすることも決まっています。心理学で言うところの防衛機制。

防衛機制には、いくつかの種類があります。

抑圧/同一視(同一化)/投影(投射)/反動形成/退行/置き換え/攻撃/昇華/合理化/分離/逃避/補償/摂取/注目を集める

まあ、なんとなくわかりますよね?それでけっこうです。

そのときのぼくは、講師に対して攻撃的になりつつ、自分の中では合理化をしました。

つまり、他の参加者のほとんどは個人向けの商売をやっているが自分は法人相手の仕事をしているので、関心を持たれなくてもしかたがない、と結論付けたのです。

しかし、それは今考えてみたら、まさに「合理化」でした。

なぜなら、そのときに参加された方の何人かといまだにお付き合いがあるのですが、その中には改めて考えて見ると、他の参加者から関心を持たれるような業種ではないのに、なぜか印象に残った人がいたからです。

● まずは自分を見せること

では、印象に残った人とそうでない自分のような人とは、なにが違っていたのでしょうか?

まず、自分を見せていたかどうか?

自分を見せるといっても、恥ずかしい過去を語れという話ではありません。

まだ自己紹介の段階なので、そんな話は重たがられます。

最近の小さな失敗談のようなものなら構いません。ただし、それは本筋ではなく、スパイスのようなものと思ってください。

ベースがあって、その上にスパイスをふりかければ印象に残ります

しかし、ベースがなくてスパイスだけでは、よほどのスパイスマニア以外は、ただピリッとしたと思うだけです。

では、そのベースとは何か?

もうお分かりですね。「誰に」「何を」「なぜ」の自分軸です。

● 自分との接点がないと・・・

しかし、相手の自分軸がいくら立派でも、自分との接点がないと、熱心に聴く気が起こりません

熱心に聴いていないことが印象に残ることはありえません。

そこで思い出すのが、ぼくと同じような条件だったのに、他の人の印象に残った人たちのことです。

彼らは、自分軸を周りの人たちのビジネスの傾向に合わせて、アレンジしていたのです。

なぜそれが分かったかと言うと、いまだにお付き合いがある人たちが当日自己紹介で話していたことは、実際には彼らはやっていないことだったりしたからです。

ウソをつくというのとはちょっと違うんですね。

言い方としては、「××向けの仕事をしていますが、たとえばみなさんの何かお役に立てるとしたら、××××××××のようなことが考えられます」というような感じでした。

このようなアレンジをしようと思えば、元々の自分軸がしっかりしていなければなりません。

自分軸がはっきりしていなかった当時の自分には、やはり無理なことだったと言えます。

自己紹介が得意になりたければ、30分でも構いません。まずは、自分が「誰に」「何を」「なぜ」提供しているのかをはっきりさせてみましょう。

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