フードロスはITで無くせるのか
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先日、とあるコンビニの幹部の方とお話する機会がありました。
「フードロス」と言うと、一般の方の中には、家庭で出る食べ残しや生ゴミのことと勘違いをされているそうですが、それは全然違います。
フードロスというのは、コンビニやスーパーなどの賞味期限切れの廃棄物、などが中心です。
しかし、この賞味期限切れは、性格には「消費期限」と「賞味期限」以外に、「販売期限」というものがあります。つまり、賞味期限の手前に「販売期限」というものがあるわけですね。
あるコンビニでは、例えば明日中が賞味期限だとすると、販売期限は手前に設定しないといけないわけです。
では、その期限ってどう決めるのが正しいのか。
あるいは、賞味期限が近いものを、割引で売ることはできないのか。
ここには、本部とフランチャイズ店舗との温度差があるようですが、この理由はまたの機会に。
この「いつまで売っていいのか」あるいは「割引で販売するか」といったところは、ITだけではどうにもなりません。食品の種類によって、例えば、お寿司と、温めて食べるラーメンでは違うと思いますし、お菓子とジュースでも違うでしょう。
客観視させていただくと、本部と各店舗で協議をして決めるしかないのかな、と。
DXを含め、ITだけで解決する話ではない気がする今日この頃です。
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