結局、働き方改革ってなに?
先日までのドラマ「不適切にもほどがある」は、とてもおもしろかったです。今から見たい方は、Netflixで見られます。
この中で「働き方改革」という言葉が何度か出てきました。この「働き方改革」って、本来は
「働き方を改革する」
という意味であるはず、、、なんですが。
ご担当の厚生労働省のホームページを見ると、
1.時間外労働の上限規制
2.年次有給休暇の確実な取得
3.正社員と非正規社員の待遇差の是正
ということになっています。2と3は当たり前として、改革って結局時間なんでしょうか。
AI導入とか、IT化、DXとか言っている時代に、時間のことしか目がいかないのでしょうか。
リモートワークとか、在宅勤務の方も増えていると思いますが、それで9-17時とか18時とかしか、議論されないのでしょうか。
これは以前から言われていることですが、子供がいる家庭で在宅勤務をしていると、昼間に洗濯物を干したい、雨が降ってきた、昼間に子どもの世話をする、ということも禁止なんでしょうか。
その結果、17時、18時で終わらない、というのはダメなんでしょうか。子どもを寝かしつけてから仕事をする、はダメなんでしょうか。
以前、プログラマーの方が、自宅でPCを2台使用。1台は仕事用、もう1台は趣味のプログラミング用。仕事をして、疲れたと思ったら趣味のプログラミングをする、という方がいたのですが、こうなると、どのように時間を測るのか、とても難しい問題だと思うのです。
僕個人的には、ここには「やってる感」と「やらされ感」が関係してくるのではないか、と感じています。つまり、自ら動き、自ら仕事をしている人は、あまり時間に左右されず、マイペースで仕事ができる。でも、やらされ感で仕事をしている人は、定時内でもストレスマックス、なのかな、と。
いろいろなケースがあるとは思いますが、働き方って、もう少し自分で決められるようになるといいのにな、なんて感じている今日この頃です。