「勉強会症候群」になっていませんか?
ここ3年ほどオンライン化されたり、あるいは中止されていたイベントや勉強会が増えてきましたね。やはり、オンラインでは出来ないイベント、勉強会が少なくないことがわかります。
そんな中で「勉強会症候群」という言葉を聞いたことがあります。学ぶことは大切ですし、とてもいいことなのですが、
「勉強会に参加する自分が好き」
みたいな人が少なくないようです。(笑)
しかし、インプットしただけでは、もったいないとしか言いようがない。人前で話す、ということだけでなく、アウトプットをしないことには、インプットは活かされないことになります。
インプットとアウトプットについて検索すると、たくさんの記事が出てきました。
アウトプットの質と量を増やすと、インプットの質と量を増えるから、"いつかのインプット"を待つなら、アウトプットを先にしちゃいませんか? と言いたいだけなんです。
「インプットした分はアウトプットする」ということを意識しながら仕事をしています。なぜなら呼吸と同じで、ずっと吸い続けるのも吐き続けるのも無理でしょ?入れた分は出す。そういうバランスが大切なんです。
インプットしたらアウトプットをする。ただこれだけの事ですが、やらない人、できない人の方が圧倒的に多いです。だから高額のセミナーとかに通ってもうまくいかないんです。
いろいろな表現がありますし、中には「先にアウトプットするべき」なんてのもありますが、いずれにせよ、アウトプットしないインプットは、表現を変えると「日常、あるいは仕事でも、話す機会がないのに、英会話教室に何年も通っている」に等しいわけです。
以前、元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんの著書、「日本人の9割に英語はいらない」という本について書いたことがありますが、まさにそんな状況に陥ってしまうわけですね。
これは勉強会のみならず、ITイベントなどで東京ビッグサイトや、幕張メッセに出かけて行っても、パンフレットだけもらってくる、なんてことになるわけですね。名刺交換したけどなにか?という状態です。
いま改めて、学ぶこと、そしてアウトプットすることを意識していきたいと思う今日この頃です。