「ソフトバンクがドコモより安定しているワケ」という記事を読んで
「ソフトバンクがドコモより安定しているワケ」(ASCII)
ここ最近、NTTドコモが「つながらない」「データが流れてこない」と言われる中、評判がいいのがソフトバンクだ。
これ、僕自身も何人もの方から聞いていたのですが、それは個体差かな、なんて思っていました。しかし、意外とそうでもなさそうです。
この記事を拝読すると、ソフトバンクの地道な努力が読み取れます。この記事にあるように、僕たちユーザーにとっては、どんなに数値を並べられても体感的に納得できるとは限りませんよね。
実際のところ、5Gに期待されるような大容量のファイルを扱うようなサービスというのはほとんど存在しない。ユーザーとしては「YouTubeのサムネイルをタッチしたら、すぐに動画が再生される」ほうが、快適にスマホを使っている感覚になれる。
ソフトバンクとしては、数Gbpsといった、いたずらに最高速を追うのではなく、ユーザーが「スマホをサクサク使える環境」を最優先したというわけだ。
これです。僕たちにとって大切なのは、数字ではなく体感です。体感的に快適であればOKであって、御託を並べられることを求めているわけではない、ということですね。
NTTドコモでは「コロナ禍が落ち着き、都心部の人流が大きく変わったのに追いつけなかった」「ターミナル駅の大規模工事で基地局の設置場所が移転せざるを得なかった」としているが、コロナ禍やターミナル駅の大規模工事を経験しているのはソフトバンクも同じはずだ。
たしかに、条件はどこも同じ。コロナ禍からの回復による圧迫というのは言い訳に過ぎないと思います。あらためて、ネットワークは企業の地道な努力による恩恵であることを痛感している今日この頃です。