テレワークで生産性は上がった?下がった?
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日経XTECHにこんな記事がありました。
生産性が上がったと喜ぶのは早計、二極化の傾向
テレワークを週3日以上実施する人を対象に生産性を調べると、「下がった」と答えた人は25.0%にとどまった。これに対して、テレワークの実施頻度が週2日以下の人は「下がった」が46.1%に達した。46.1%は前回調査の全体結果と同レベルである。
さらに、この半年でテレワークの実施頻度が「増えた」人を対象に調べると、生産性が「下がった」人は33.3%。「2割以上下がった」人は皆無だった。ところが、テレワークの実施頻度が「減った」人について見ると、生産性が「下がった」人は48.6%に上った。「上がった」人は14.3%だけだった。
テレワーク、リモートワーク、在宅勤務、言い方はいろいろですが、現在の多くは「在宅勤務」なのだと思います。(テレワークと称して昼間に遊んでいるのは問題外として)
そもそも、テレワーク=生産性向上、という理論は簡単には成立しないはずです。指示をされて仕事が始まる立場の人にとっては、指示をしてくれる人が傍にいるほうがやりやすいかもしれませんし、ちょっと質問したいだけだと、なかなかオンラインで連絡をしづらいかもしれません。
その仕事内容、立場、ルールによって、どういうやり方が適切なのか、だと思います。
僕自身は、テレワーク出来る人はやるべきだと思っています。そもそも通勤時間がなくなるだけでも効率的だと思いますし、長距離通勤の人にとっては、通勤そのもので疲弊している可能性だってあります。
しかし、じゃあ全ての業務をテレワークで済ませられるか、というと、それは内容によるわけですね。「新しい社員が入ってきた」と言われても、連絡しづらい、なんて話も聞きます。
自社の業務、自分の業務はどうあるべきなのか。一人ひとりが考える時代に来ているのかもしれませんね。
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