インバウンドが増えてきた。さて、どう考える?
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政府の施策により、外国人観光客が増えてきました。僕の自宅から比較的近い、浅草の街も(一時に比べて)外国人が多いです。とはいえ、2019年の3,000万人オーバーに比べるとまだまだですが。
AbemaのNewsBAR橋下に、星野リゾートの星野社長が出演されていました。インバウンドが増えていく中で、まだまだ課題が多い、というお話です。3,000万人という数字はすごいけれど、そのうち60%以上が「東京」「大阪」「京都」なのだそうです。京都なんて、観光公害なんて言葉ができていたくらい。舞妓さんを無断で撮影するなどのマナーの問題もありましたが、完全に観光客が溢れかえって、地元の人がバスに乗れないなどの、オーバーツーリズムだったわけですね。
東京でも、銀座や浅草などに、スーツケース、キャリーバッグを引きずった人たちが多くて、我々地元民が歩きづらい状況でした。
一方で、「山口」「高知」「福井」が、インバウンドが少ない3県だったそうで、その合計でも0.2%だったそうです。これはもちろん、各自治体の宣伝不足もあるでしょうが、日本全体としてできることがあるんじゃないか、というのが星野社長のご意見。この極端な偏りを少しでも解消すれば、もっと街は潤い、また外国人観光客も、より楽しんでもらえるんじゃないか、ということですね。
当社はB2Bの事業ではありますが、その先には観光客だっていますし、飲食店や小売店だっていらっしゃるわけです。つまり、これは僕たち全員の課題であると感じています。
インフラの整備も大切ですが、僕たちの考え、あるいは立ちふるまいが、今後さらに大切になっていく気がしている今日この頃です。
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