買収された会社の社員の心得って?
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こんなタイトルですが、イシンが買収された、あるいは買収予定があるわけではございません。イシンは僕が100%株主ですので、そういう心配もありません。
一方で、世の中には少なからず、企業買収は存在します。
とある、買収された企業の幹部の方が、社員を集めてこう言ったそうです。
「私たちの会社は、買収されました」
うーん、どうなんでしょうか。たしかにそうなんですが、敵対的買収でない限りは、買収の手前に「売却」があるわけですよね。売却の意思があって、買収に名乗りを上げる企業が出てくるわけです。なので、言うのであれば、
「私たちの会社は、売却されることになりました」
が、正しいのではないかと思うのです。
さて、テクニカルなことはさておき、売却された会社の社員として、どう立ち振る舞っていくのが正しいのか。どう取り組んでいくべきなのか。
もちろん、辞めるという選択だってあるわけです。実際、世の中の買収の際には、さっさと辞めてしまう人たちもいますし、そういう選択をすることが悪いわけではありません。(転職先があれば、の話ですが)
僕も前職で、買収後の人たちと関わることが多かったので、そのあたりの感覚は分かります。買収後の企業には、あらゆる変化が起き始めます。部署異動、再編、新プロジェクト、今までになかったスピードで、会議体も次々と始まります。
このスピード感に食らいついていくことが大切ですよね。そして、一つひとつ完遂していく。なにかアリールしたいのであればその後。まずは、与えられたミッションを「仕事」として遂行する。
辞めることはいつでも出来ると思うのです。ただ、逃げるのではなく、きちんと次を考えることだと思う今日この頃です。
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