「報道バズ」を観て感じた、大手メディアの未来
日曜日のJ-WAVEのパーソナリティ、玄里(ひょんり)さんが、「報道バズ」というドラマを紹介されていて、一気観しました。(1回20分以下、6話まで)
ニューヨーク在住の日本人が制作したとのことで、かなり日本のメディアの闇に切り込んでいて、また実話も盛り込まれているので、ものすごく面白かったです。これは、日本では制作できないんだろうな、と。
去年のコロナ禍になって以降、日本のメディアにはつくづく疑問を感じてきました。例えば、「GO TOトラベルは危ない」と散々批判をしておいて、GO TOトラベルを中止したら、今度は「観光地のお土産屋が困っている」「ホテルが大変だ」と、さも同情したような報道をする。マッチポンプとしか言い様がない報道。
大手広告代理店のことは、多少は報じてもすぐに消える。明らかに、スポンサー、そしてスポンサーを連れてくる人たちしか見ていない報道ですよね。
コロナに関しては、煽り続ける。毎日「速報」なんて、速報の意味を成していないのにやり続ける。感染者は大きな赤字で、重傷者が前日から減ったらグレーで見づらくする。もう、訳わからないですね。
こんなメディアでは、未来があるのでしょうか。インターネットで情報を得る人が増える中、またインターネットのほうが広告が大きくなっていて、さらにYouTuberたちはスポンサーから直に収入を得ている。広告代理店の存在は終わりつつある。そんな中で、旧来メディアは旧態然としたことしかしていない。
若者向けの番組を作るんだ、と言っているらしいけど、司会者は40代〜60代。子供の頃からテレビ好きでしたが、さすがに疑問が大きくなってきました。
ということで、お薦めのドラマです。Amazon Prime Videoで、アマゾンプライム会員は無料で視聴できます。