40代、50代でも出来る!タッチタイピングを一週間でマスターする
日本ではブラインドタッチとも呼ばれますね。それは和製英語ですが、一部で言われるほど差別用語ではないようです。僕自身、15年くらい前までは、キーボードとにらめっこしながら入力していました。だから特段遅い、というわけではなかったのですが、タッチタイピング出来ていなかったのは事実です。
僕がタッチタイピング出来るようになったのは、ある優秀なプログラマの方に言われたひと言から。
「大木さん、あんまり指の位置に神経質にならなくていいと思いますよ」
タッチタイピングには基本形があり、ホームポジション、各指が押すべきキーボードが決まっています。それがあるがゆえに、僕たち几帳面な日本人は(自分で言うほどでもないはずだけど)、ついついそれを守ろうとしてついついキーボードを見てしまう。一文字間違ったら「あーっ!」という感じで焦ってしまう。
僕がその方から習ったのは、「指の位置にこだわり過ぎない」「間違っても画面から目を離さない」の二点です。
薬指は動きづらい指です。そこを多少、中指でカバーしたとしても気にしない。それよりもスムーズに打つことを重視する。
もう一つは、一文字間違ったくらいで画面から目を離さない。慌てるとついつい画面から目を離してしまい、キーボードを見てしまうのですが、あえて画面から目を離さないでいると、だんだんと慣れてきます。打ち間違えても、画面を見たまま修正する。この習慣をつけることが出来ればタッチタイピングは出来るようになります。
本来は、指の位置は正しいほうがいいに決まっています。しかし、40代、50代になってから始めるのは大変ですよね。だったら、いっそのことそれは細かく気にせず、手元を見ずによりスピーディーに入力することを考える、という方法もあると思います。この年代になっても、1週間あれば出来るようになると思いますよ。手元を見ないこと、です。