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「説得力」と「納得感」は、その背景から生まれてくる

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先日、とある会社の社長とお話する機会があり、こんなことをおっしゃっていました。

「大木さん、うちは今年から新入社員研修を外部に委託するのを止めてしまったんですよ。今年から社員でやっています」

「マ、マジですか!」つい、そんな言葉が口を突いて出てきてしまい。。。
 
新入社員研修をやったことがある方ならお分かりだと思いますが、プログラム作りから実行までやるのは相当大変です。だから、研修業というのが成立するわけですが。
 
その理由を聞いてみると「説得力と納得感」だとおっしゃるのです。つまりこういうことです。
 

「研修講師の人自体が、部下もいなければ同僚もいない人が来たりする。そんな人が何を言っても、説得力がないことを社員も感じ取るし、納得もしていない」


たしかに、研修講師が必ずしも研修会社の社員とは限りませんね。中には、外部でフリーランスや一人会社の人に委託していることがあります。フリーランスの人が書いた「組織論」で納得する人が少ないのと同じように、その人が持つ背景を見ている人たちは多いのですよね。部下がいないのに「管理職たるもの」なんて論じてもなかなか説得力がない。

以前、コンサルタントの神田昌典さんのお話を伺う機会がありました。神田さん曰く

「僕はマーケティングを得意としたコンサルタントなので、講演をする機会が増えた今でもコンサルタントとしてマーケティングには携わっています」

当時僕はまだ会社員でしたが、すごく納得したことを覚えています。現場を離れて1年、2年、あるいは3年と経ってくるうちに、自分が経験してきたことと現実が乖離してくるのだと思います。
 
僕自身も、いつまでも現場を忘れない、そして会社は組織である、ということを実践し続けたいと感じた出来事でした。

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