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恭喜發財!旧正月はお年玉をもらえる!あなたが◯◯なら!

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昨日から旧正月。中国や韓国は昨日、あるいは一昨日くらいからお休みです。中国語で「あけましておめでとう」は「新年好」と言うのですが、あちこちで「恭喜發財」と書かれた文字を見かけることと思います。「恭喜發財」も「あけましておめでとう」という意味になるのですが、もともとは今の中国大陸では使わなかった言葉。香港、シンガポールなどに在住する華僑、華人たちが使い始めたのだとか。故郷のない彼らが便りにしたのは、お金や金だけ。「恭喜」=おめでとう、「發財」=お金が貯まる、財をなす、という言葉でお祝いし始めたのだと聴いています。(諸説あるようです)なので、中国語の標準語である北京語で読むと「クンシーファーツァイ」になるのですが、シンガポールやマレーシアなどでは「KONG HEE FAT CHOI(コンヒーファッチョイ)」とアルファベット表記してあるものを見かけることがあります。これは、広東語の読みなのですね。中国語の中でも、広東語が語源であるという説が有力なのは、そのせいであるようです。
 

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僕が住んでいたシンガポールの慣習しか分からないのですが、大人でもお年玉をもらえます。写真のような赤い袋に入れるので「紅包」と言います。(広東語では、利是(レイシー)です)この「紅包」にお金を入れて渡すのですが、大抵は寸志程度の金額。それを入れてみんなに配るのです。既婚者が。
 
そうなんです、既婚者は未婚者に「紅包」を渡さなくてはなりません。だから、あなたが「独身」なら、あちこちの既婚者からもらえるのです。で、じゃあ、もらって嬉しいかというと、渡しているほうが幸せそうな顔をしているのが「紅包」の不思議なところ。僕が大学生の頃は、アルバイトをしていた旅行会社の人たちが僕にくれるので、旧正月が来るとかなり潤っていましたが(笑)、大学生の僕は別として30歳になって「紅包」をもらうのは、少し屈辱的というか、「ああ、オレも早く結婚しなくては」と思うのだ、と当時の会社の先輩達が言っていました。
 
この時期になると、ふとそんなことを思い出すのです。

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