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【新しい働き方19】自分の成果は思うほど評価されず、自分の落ち度は想像よりもダメージを与える

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20140226_83453MWC2014の真っ最中に、こういうタイトルのブログでいいのか、という問題はさておき。。
一昨年の書籍で「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない 」という、幻冬舎の見城徹社長とサイバーエージェントの藤田晋社長の共著で、もうタイトルを見ただけで「そう、そう!」と連呼したくなるような本でした。
 
一方で、自分自身が会社員の時代に何度も感じたジレンマ、それは「自分が出した成果は、自分が考えているほど評価されない」ということです。それは、給与や賞与といった直接的な対価だけでなく、先輩や同僚、上司やお客様というステークホルダーたちからの評価ということです。
 
なぜ、そんなに評価されないのでしょうか。僕の経験からくる推測ですが、それは大きく分けて2つの原因が考えられます。
 
1.自分自身を過大評価している
2.相手は「それくらい自分でも出来る」と思っている
 
いずれも、あくまで感覚値なので絶対は存在しないですよね。僕自身が1を強く感じたのは、会社のナンバー2だったときに、部下全員の評価を終えてから自分の評価をしたとき。部下それぞれにはフェアに評価しているはずなのに、自分はなぜか少し甘く評価したくなるんです。部下のときには評価しなかったポイントに丸を付けたくなったり、部下ならマイナスポイントのはずなのに、自分だと目をそらしなくなる。これが人間の弱さなのかな、と考えこんだ時期がありました。
 
一方で、オリンピックに登場するようなスポーツ選手でも、テレビの前で「あー、そこはキックが甘いな」とか「ジャンプが低かった」などと評論していますよね。では、もっと身近に考えて草野球はどうでしょう。自分は出来もしないのに、「あー、落としちゃダメだよ」とか「足が遅いよ」などと、多摩川の河川敷の球場の外で、ビール片手に騒いでいるおじさんたちがいます。(笑)
 
そんなものと一緒にするな、と思われるような話ですが、似たようなもので、僕たちの胸の中には、自信とヤッカミと妬みと不安などなど、いろいろな感情が存在していて、その中のどれかとどれかが化学反応を起こして「あー、そんなの僕(私)だって出来るよ」なんて思ってしまうことがあるように感じています。実は、絶対できないかもしれなくても。やったこともなくても。
 
そして、さらに自分がやらかしたミスや、やり切れなかったことは、自分が考えているよりも何倍も迷惑をかけたり、相手に傷を負わせていることがあるのですよね。交通事故で言うと、駐車場からゆっくり出てきた車に、歩道をかっ飛ばしてきた自転車がぶつかって倒れた。車の運転をしていた僕は軽いキズだろうと思っていると、相手は頭をぶつけてた、あるいは足を骨折していた、なんてことが実際には起きています。
これは、交通事故でなくても仕事の現場ではよくあることですが、交通事故のような外傷ではないので目に見えない。だから、怪我をさせたほうは平気でいるのですが、相手は結構不愉快に思っていたり、根に持っていたりする。
 
ここまで書いてみて思うのは、これらは簡単には解決しないですよね。簡単じゃないです。だからこそ、それぞれの内容に対して、真摯に向き合うことしかないように感じます。真正面から向き合って、一つひとつを解決していく。100%はなくても、0%のままでは放置しない。
 
「会社員って面倒くさいなあ」そう思うのであれば、独立する方法もあります。ただ、独立したとき、これらのことは全てお金として跳ね返ってくるかも知れませんが。

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