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【新しい働き方17】プライベートを充実と仕事の成果のバランスはどこ?

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20140223_90156僕が20代のころは、がむしゃらに働くことが美しくて、プライベート重視などというと「甘えた奴だ」みたいな評価になっていた気がします。「24時間働けますか」みたいなノリでしょうか。
 
現代はどうでしょうか。その頃に比べると、ずいぶん有給休暇を取得しやすくなりましたし、夏休みをしっかり取得できるようになった企業が多いのではないでしょうか。ただ、それでその人の成果が評価されるものであるかどうか、は別のお話ですが。
 
日本企業は、製造業の工場の考え方など横一列の概念が強いのかも知れませんが、現代は決して製造業中心の時代ではありません。むしろ、販売やサービスのほうでどうやっていくか、を考える時代。そうすると当然、能力によって差があるわけで、成果によって評価が異なる、ということになります。つまり、プライベートと仕事のバランスは、「人によって違う」というのが正解であるように感じています。
 
たとえば、同じ仕事を半日で終わらせる人と二日かかっても終わらない人で、同じ評価を出来るはずがありません。あるいは、Aさんがやれば一人で終えるけれど、Bさんはミスが多いのでCさんがチェックしなくてはダメ、となる場合、Cさんの工数を食っているBさんが、Aさんと同じ評価を受けるはずはありません。同じ仕事なのに、二人の時間を使っているわけですよね。
 
こうして「個人差」をしっかり見ていかないといけない時代には、管理職のスキルも相当なものが求められるはず。「感覚」だけではダメで、きちんとAさんにもBさんにも説明できる理論が必要になります。しかし残念ながら、日本の管理職研修ではそういうことは教えていません。個別にどう接するか、は教えてくれますが、個別にどう評価すべきで、その理論武装はどうあるべきか、ということは一切教えていません。まあ、彼らの会社でも実現できていないことは教えられないでしょうから。
 
大変難しいことではありますが、これが実現すればとってもフェアな会社になるのだと思いますし、各人がしっかり仕事の成果を出し、プライベートを充実させることが可能になるように感じています。能力のある人をしっかり評価する。極めて大事なことだと思います。

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