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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

英語はグローバル人材の条件・・・でいいの?

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グローバル企業という言葉をよく聞くようになりましたね。社内公用語を英語にした企業があったり、TOEICで手当を出したり、あるいはTOEICが昇進の条件だったり。

 
英語は、世界全体で見るとおそらくいちばん伝わる言語、ということに異論のある人は少ないと思います。第一言語が別の言葉だとしても、英語が通じる国は結構多いのだと思います。だから、英語は必要、という理論は分からないではない。

文中にあるように、グローバル人材という言葉が流行しているのかも知れませんね。ただ、英語が出来ればグローバル人材、というようなものでもないとは思います。むしろ、中学生レベルの英語でも、必死で伝えたいことを伝え、聞き出したいことを筆談でも聞き出し、コミュニケーションをとろうという努力、そして結果につなげる意志。そういうことが必要であるのは、言うまでもないところです。

 
TOEICの点数が高いと英語でコミュニケーションをとることが出来る、というのも正しくないですよね。僕は、過去にTOEIC900点の人の通訳をしたことがありますし。(笑)
 
英語、つまり言語は所詮ツール。ツールありきになると、議論がおかしくなってしまう気がする今日このごろです。
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