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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

訪問先でお茶を出されたら・・・

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元スターバックス社長の岩田松雄さんが書かれた「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 をiBooksストアで購入しました。「ついていきたい」というタイトルからして、グイグイ引っ張っていくリーダーをイメージしていたのですが、中身は素の岩田さん。
 
人の痛みが分かる人間について、いろいろと書かれています。野球のレギュラーメンバーだけでなく、ベンチに入っている人の気持ち。レギュラーしかやったことがないと、ベンチに入ったものの座っているだけで終わることに対する気持ちが理解できていない場合がある、とか。たしかに、ユニフォームを着てやる気満々なのに、試合に出られないとガッカリしますよね。
 
岩田さんは、面接の際にお茶を出された場合についても言及されています。自分のアピールに必死で、お礼のひと言も言えない人っていますよね。

採用のための面接を行なうとき、私が注意深く見させてもらっているのは、面接の最中にお茶を持ってきた人に、相手がどんな態度を示すか、ということ。面接の最中であってすら、お茶を持ってきてくれた人をきちんと気遣って、頭を軽く下げ「ありがとうございます」と声を出せる人がいます。逆に自分をアピールすることに夢中になって、お茶を出してくれた人を無視する人もいます。さて、どちらが好印象でしょうか。

言うまでもないことですが、意外とお礼を言えない(言わない)人って多いですよね。これは外でも同じだと思うのです。レストラン、居酒屋で食事をしていて、店員さんが「どちらに置きましょうか」などと言おうものなら、話を中断させられたことを体中で「不愉快」と表現する人っています。僕も、こういう人とは二度と食事をご一緒しようとは思わないですね。

弱さを持っていることの全てがいい、というお話ではないと認識しました。弱さを理解する、という意味ですね。明日は、岩田さんのお話を聞かせていただく予定です。
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