「自分が辞めたらどうなるか」は、「同僚が辞めたらどうなるか」を考えれば分かるはず
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今週は、3人ものお取引先の方が退職のご報告にお見えになりました。それぞれに事情があり、今後夢のあるお話でしたので、それはそれでいいことだと応援したいと思っています。
一方で、じゃあ同僚、仕事仲間はどうでしょうか。ストレートに言ってしまうと、同僚が退職することを喜ぶ人は、極めて少ないと思っています。一緒に仕事したくなかったとか、あるいはオメデタで退職というのなら別でしょうが、多くは心から喜んでいるわけではなく。
忙しい会社であればあるほど、残った同僚の負荷は高く、ともすると辞めた人を恨む人も出てくるかも知れませんよね。別に辞めた人が悪いわけでもないけれど。
立つ鳥跡を濁さずと言いますが、実際にはなかなか実践できている人はありません。僕が30歳で最初の職場を離れたときは、辞めて半年経ってから仕事の内容について、当時の同僚から問い合わせの電話がかかってきました。僕なりに引き継ぎ書類を作り、引き継ぎの打ち合わせをしたつもりでしたが、きちんとやりきれていなかったようです。あくまで「僕なりに」でしかなかったのです。
中には「辞めたあとのことまで知らないよ」という発言を聞くことがありますが、じゃあ、同僚が辞めたらどうなるか、同僚がそういう発言をして退職したらどう感じるのか、ということだと思います。多くの人が子供の頃、親から言われた「自分がされたらイヤなことをするな」ということですよね。このシンプルなことを忘れてしまいがち。
すべての仕事、生活に言えることだと思います。「自分がされたらイヤなことは自分もしない」忘れないようにしたいものです。
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